ブックマーク / univ-journal.jp (1)

  • ダム下流の劣化した河川環境と生態系を同時に回復させる「土砂還元」

    奈良女子大学、北海道大学、熊大学、兵庫県立大学、徳島大学などの研究チームは、ダム湖内堆砂対策として行われる「ダム下流域への置き土」(以後、「土砂還元」)が、健全な河床環境や生物群集の改善に有効であることを明らかにした。 研究では、岐阜県の阿木川ダム下流において「土砂還元」の前後で野外調査を実施し、詳細な比較検討を行った。その結果、土砂還元前には、土砂が少なく、付着藻類がべったりと厚く繁茂する河床環境であり、巨礫に固着する造網性トビケラのみが著しく優占する、種多様性の低い生物群集が成立していた一方で、土砂還元後には、河床に巨礫から土砂までの河床材料がバランスよく存在し、造網性トビケラだけでなく多様な機能を持つ分類群がバランスよく生息する種多様性の高い生物群集へと変化していることを見出した。 これにより、「土砂還元」が生物多様性の高い河川づくりにつながる可能性が示唆されたといえる。なお、土

    ダム下流の劣化した河川環境と生態系を同時に回復させる「土砂還元」
    NOW2000
    NOW2000 2021/04/17
    定期的なフラッシュ放流大事~
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