こんにちは、レッドハットでAnsibleのテクニカルサポートエンジニアをしている八木澤(ひよこ大佐)です。 Ansibleにはターゲットノードに対して操作を実行する際に利用するModule(モジュール)の他に、Plugin(プラグイン)という仕組みがあります。PluginにはBecome PluginやCallback Pluginなど、目的に応じていくつか種類がありますが、どのプラグインも主にAnsibleに対して追加機能を提供する目的で実装されています。 今回は、その中でも「Callback Plugin」に焦点を当てて解説していきます。 Callback Pluginとは Ansibleでは、Playbookの実行時に「タスクがokになった」など、各種のイベントが発生します。Callback Pluginは、それらのイベントに基づいて出力などを整形する目的で主に利用されます。例を挙げ