サッカーJ1でなじみのあるFC東京が、男子バレーボールで初のプレミアリーグ昇格を決め、今後注目を集めそうだ。 プレミアリーグの2部に相当するチャレンジリーグで1位。入れ替え戦ではプレミアリーグ8位の大分三好に1勝1敗ながらセット率で上回り昇格を決めた。今月6日までの全日本男女選抜大会1次リーグでは、2連覇したパナソニックから1セットを奪い、JTにはフルセットの末に惜敗。プレミアリーグでも十分に戦えることを証明した。 もともとのチーム名は東京ガス。FC東京に変更について、原文比古副部長は「Jリーグが掲げる地域密着の総合型スポーツクラブの2つ目という位置付けなので」と説明。中学生対象のバレーボール教室には選手全員が参加、地域の活動に積極的に貢献する。 来季のプレミアリーグはサッカー仕込みの応援が体育館を包み込み、旋風を巻き起こすかもしれない。