出典:日経 xTECH 2019年 5月 29日 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) SSDの主要性能であるデータ転送速度と寿命を見極めるには、SSDの内部構造に対する理解が欠かせない。コントローラーとNANDメモリーの構成を読み込むと、製品の仕様が示す数字の意味が見えてくる。 まず、コンシューマー市場向けSSDの典型的な構成を見てみよう。 ここで実線の部分は必ずあるもの、破線の部分はオプション扱いのものである。ここで注目すべきは以下の3点だ。 PCとの接続インターフェース 書き込みキャッシュの有無やその構成 NANDフラッシュへのアクセス方法 M.2カードタイプSSDの落とし穴 ①の接続インターフェースは、意識せずに製品を選ぶと読み書きの速度が3倍以上違ってくる。単純に価格だけで選ばないようにしたい。 SSDは現状、2.5型ドライブの形状をした製品と「M.