Symantec(シマンテック)傘下の認証局(CA)が発行する証明書に信頼性の低いものが含まれているとして、GoogleはブラウザChromeでシマンテックの認証局が発行する証明書を段階的に失効させる計画を明らかにしています。そのシマンテックがCA事業を売却することになったのに伴って、Googleがあらためてシマンテック証明書の取り扱いをSecurity Blogでまとめています。 Google Online Security Blog: Chrome’s Plan to Distrust Symantec Certificates https://security.googleblog.com/2017/09/chromes-plan-to-distrust-symantec.html GoogleやMozillaなどのブラウザ開発企業は、「シマンテックのPKI事業では業界標準であるCA
Always on the clock これまでに、セミナーやカンファレンス、書籍を通じてお会いした方々、そしてこれから出会うであろう方々のために Microsoft テクノロジーを中心とした情報を株式会社エストディアンの国井 傑 (くにい すぐる) が提供するブログです。 皆さんこんにちは。国井です。 MSテクノロジーを利用して多要素認証と言えば、Azure MFAサービスを利用したモバイルアプリや電話を利用した多要素認証を思い浮かべる方も多いと思いますが、ADFSサーバー固有の多要素認証機能に証明書を利用した方法があります。多要素認証と言えば「面倒くさい」というイメージが強いですが、証明書を利用した方法であれば、証明書がインストールされているか、いないかを自動的にチェックするので、ユーザーさんに手間をかけさせずに多要素認証を実行できるメリットがあります。 ADFSサーバーを利用した証明
2022/9/21 わかりやすく一覧にしてみた かれこれ15年以上 いくつかの代理店経由でコードサイニング証明書をとり、雑誌(ハッカージャパン・白夜書房)でも二度にわたり、コードサイニング証明書の取り方を解説してきた。その経験から、これまでの取材内容と合わせて、代理店・主要価格一覧をまとめてみたので、みなさんの参考になれば幸いである。 2022年版に際して(概況) CA(認証局)ブランドの集約が進み、Symantec、thawte、Verisign は DigiCert に一本化された。これと並行して旧ブランドを扱う代理店の契約改廃が進行し、新ブランドに移行しなかった代理店(コードサイニング証明書の扱いをやめた事業者)もあるようだ。 こうした背景から2022年の日本では、DigiCert、GlobalSignのハイブランド2社と、カジュアルブランドのSectigo、2021年末から円建ての
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