このたびの大震災で被災された皆様、ご家族ならびに関係者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。EE Times Japan編集部一同 2011年3月11日に米国で発売されたアップルの新型タブレット「iPad 2」。EE Times誌と同じくUnited Business Media傘下の技術情報サービス企業であるUBM TechInsightsの分解レポートを、写真とともに紹介する。 UBM TechInsightsで技術情報部門担当バイスプレジデントを務めるDavid Carey氏は、「iPad 2が正式に発表される前、クアルコムのマルチモード対応ベースバンドプロセッサを採用するとの情報をもとに、当社はiPad 2がVerizon版『iPhone 4』(およびモトローラのメディアタブレット『XOOM』)の設計を色濃く受け継ぐと予測していた」と述べる。 そして同氏は、「結果的には、ベースバ
このたびの大震災で被災された皆様、ご家族ならびに関係者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。EE Times Japan編集部一同 2011年3月11日に米国で発売されたアップルの新型タブレット「iPad 2」の内部構造に関する情報が明らかになってきた。本稿では、EE Times誌と同じくUnited Business Media傘下の技術情報サービス企業であるUBM TechInsightsの分解レポートを写真とともに紹介する。同社は現在、iPad 2のシステムや新プロセッサ「Apple A5」の秘密に迫るべく、分解調査を進めている。 iPad 2を分解したところ、クアルコムのマルチモード対応ベースバンドプロセッサ「MDM6600」が搭載されていることが明らかになった。クアルコムは、アップルの主力製品であるiPad 2において、ベースバンドプロセッサ市場の競合であるインフィニオンテクノ
今回のテーマはパケット通信の休止状態について。マニアックです。 パケット通信と言うのは、回線交換通信との対比で言えば、「いつもチャネルを占有しない」「必要なときだけ必要な手順でデータを送る」「いつ届くかあまり保証されない」と言うような性質のものです。必要なときだけチャネルを使う、と言う部分が重要で、だからこそ無線通信の世界でもパケット通信が主流になっています。 しかし、こと無線通信に関してだけは、パケット通信はそうそう簡単に実現できるものではありません。と言うのは、無線は相手と線がつながっていないため、相手がいるかどうかが分かる唯一の手段は無線送受信によるからです。相手に「自分はまだ通信してるっすよ」と伝えるためには無線チャネルをアクティブにして、何かデータを送信していなければならない=無線容量を消費しなければなりません。 基本的には、多くの無線パケット方式はこれを実際にやっています。デー
3.8 Snapdragon 480/690/695/778G/780G/888/888+ / 4 Gen 1 / 6s Gen 3
早期利用か、海外帯域との協調か――。700/900MHz帯の見直し論議は、利用開始を3年遅らせ、「グローバルバンド」に整合させることで決着した。“脱ガラパゴス”により、一体何が変わるのだろうか。 利用開始が2012年に迫った新たな移動通信向け周波数帯域「700/900MHz帯」――その割当プランを見直すかどうか。「再編アクションプラン」をとりまとめた「周波数検討ワーキンググループ」の議論の中心テーマはまさにここにあった。 700/900MHz帯は、(1)アナログテレビ放送の終了で空き地となる700MHz帯の帯域の一部と(2)NTTドコモとKDDIが利用している800MHz帯の再編で空きができる900MHz帯の帯域を、LTEや3G(第3世代携帯電話)で利用しようとするもの。 LTEや3Gでは、端末から基地局方向の「上り」と基地局から端末方向の「下り」の通信に別の周波数を使い同時送受信を可能に
世界最先端のワイヤレス大国、日本――。さらなる発展を狙い、総務省は移動通信への300MHz幅の追加割当と「電波開国」の方針を打ち出した。日本のワイヤレス市場にとって重要な転換点となるこの電波開放策について、周波数帯別に徹底解説していく。 2015年までに300MHz幅以上、2020年に1500MHz幅以上の周波数を移動通信などの成長分野に新たに割り当てる――。 総務省の「ICTタスクフォース・ワイヤレスブロードバンド実現のための周波数検討ワーキンググループ」が昨年11月30日に公表した「WGとりまとめ――ワイヤレスブロードバンド実現に向けた周波数再編アクションプラン」(以下、「再編アクションプラン」)で、こうした意欲的な周波数開放策が打ち出された。 需要拡大が見込まれるワイヤレスブロードバンドや医療、センサーネットワークなどの分野に必要な周波数を確保し、新たな産業の育成を図ることが、その狙
モバイルバッテリーとは呼べない。「ほぼポタ電」なコレ1台で有事の時もアウトドアも大活躍!【AmazonスマイルSALE】
モバイルバッテリーとは呼べない。「ほぼポタ電」なコレ1台で有事の時もアウトドアも大活躍!【AmazonスマイルSALE】
Nokia 6131 NFC 「NFC」は、近距離通信を意味するNear Field Communicationの略です。非接触型識別技術と相互接続技術を組み合わせた無線通信規格で、この規格に準拠した機械同士は、13.56MHzの周波数を使用し、約10cm以内という、ごくごく近距離で106kbps~424kbpsの速度での双方向通信が可能です。 携帯電話では、ノキアが2007年1月に、商用モデルとしては世界で初めて、このNFC規格に対応した、NFCチップ搭載電話「Nokia 6131 NFC」の発売を発表しています。 NFCチップは、携帯電話のほかにも、ICカードや、パソコン、家電、街の情報キオスクなどさまざまな機械に搭載が可能です。 NFC規格は、ソニーとフィリップスが開発した短距離無線通信技術を基にしており、現在ではISO 18092、ECMA 340、およびETSI TS 102 1
米ViewSonicは3月8日、同社が昨年のIFA2010で発表したAndroid/Windows 7デュアルブートなタブレット「ViewPad 10」の北米での販売を開始したと発表しました。 ViewPad 10はAtomプロセッサーを搭載したタブレットで、10.1インチWSVGA(1,024×600)LEDバックライトを搭載した液晶ディスプレイ、Intel Atom N455 1.66GHz、2GBのDDR3 SDRAM、正面に130万画素のカメラ、側面には3.5mmオーディオジャック、マイクロSD/マイクロSDHCカードスロット、USB×2、ミニVGA×1などを搭載。通信機能は、Wi-Fi b/g/n、Bluetooth 2.1+EDRのみに対応。バッテリー容量は3,200mAh、サイズは275mm x 170mm x 16.5mm、重量は875g。 ラインアップと価格は、Andro
今回はビームフォーミングとその実用例について。 ビームフォーミングとは、ビーム(梁)をフォーム(形作る)ということです。まぁ、ビームは原義の「梁」よりは、SFアニメなどで出てくる「ビーム砲」のほうを思い浮かべたほうが良いでしょうね。「電波をビーム状に発射する」技術です。 電波を細く絞って飛ばすことにより特定の端末だけを狙い撃ちにする、と言うのがビームフォーミングの目的で、と言うことは要するに「空間多重(SDMA)」をする為の技術、と言ってしまえます。 しかし、実際には、端末があっち方向にいるからあっち方向に細いビームを撃てー、みたいなものではありません。何もない自由空間ならともかく、現実には地形や建物(究極的には基地局自身躯体による伝播への影響)があるので、あっち方向にまっすぐなビームを作る、みたいなことはできません。 もちろん、反射を考慮してビームを作って特定端末を狙う、と言うアイデアも
さて、ソフトバンクがウィルコムのコンクリート柱併設を利用して基地局を大幅に増やしているというお話が出てきているようですが、この件について、心配というか突っ込みと言うか。 前にマクロセルとマイクロセルのお話を書いたときに、次のような絵をお見せしました。 これは一体何かと言うと、「都市部で」「セルを小さくしていくと」セルの形状がどのようになってしまうか、をあらわしたものです。都市部では遮蔽物が多く、またセルを小さくするためには遠方への干渉を小さくするためにアンテナ高を低く、チルトを大きく下げるような調整をしなければならないため、より小さな遮蔽物によってもセル形状が影響を受けてしまいます。 この形状になって何が問題になるのかと言うと、簡単に言えば「予想が出来ない」ことが一番の問題です。きちんと予想が出来て設計が出来るのならどんなセル形状になっても問題ないわけですが、一般的にはセルを小さくした場合
「ワイヤレス・テクノロジー・パーク2010」のセミナープログラムで、KDDIからはコンシューマ技術統括本部モバイルネットワーク開発本部長の湯本敏彦氏が登壇し、「移動通信システムの高速大容量化に向けたKDDIの取り組み」と題した講演で同社ネットワークの進化のロードマップを説明した。 コンテンツは「少頻度大容量」「多頻度小容量」への2極化 EZwebにおけるデータ転送量の推移を見ると、通常のWebサイトへのアクセスで発生するデータの量はあまり変化していないのに対し、2008年半ばごろからYouTubeの視聴によるデータが、2009年ごろからはSNSへのアクセスで発生するデータが顕著に増加している。また、アクセスの回数で見ると、YouTubeや着うたといったダウンロード系のコンテンツは少数なのに対し、SNSは2009年秋ごろからのソーシャルゲームの流行により急増している。 つまり、コンテンツの容
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く