短点(・)と長点(-)を組み合わせて文字を表現する。表現する文字種の違いにより、複数の規格がある。 ブルー・リッジの艦上で回光通信機を用いてモールス通信を行う乗組員 国際電気通信連合(ITU)は、国際電気通信連合憲章に規定する無線通信規則(RR:Radio Regulations)に対する勧告(Recommendation[1])に欧文符号を定義している。 日本では、総務省令無線局運用規則別表第1号に和文と欧文の符号が定められ、総合無線通信士は、無線従事者国家試験において和文および欧文の送受信の、国内電信級陸上特殊無線技士は、国家試験および養成課程修了試験において、和文の送受信の電気通信術の実技試験があり、また第一級・第二級・第三級アマチュア無線技士では、国家試験および修了試験の法規において、モールス符号に関する知識が問われる。 日本語では短点を「トン」あるいは「ト」、長点を「ツー」と表現