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2010年5月4日のブックマーク (4件)

  • なぜ人を殺してはいけないのですか?だって? - abduluzzaの日記

    雑記『何で人を殺してはいけないのですか?』という質問をする子供と、それに答えられない大人、という例がセンセーショナルに引かれ、それに対して道徳の崩壊云々を言う似非保守さんや、それに対して、頭ごなしに道徳を強調するのではなく、もっと理性的に人道をとくべきとするリベラルさんが新聞やテレビなどで論戦したのは、もう一昔も前のことになったのだろうか。さて、上のような質問だが、人を殺すことがどんな時でもいけないことであるということを強調する社会でないと、なかなか上のような疑問の形を取ることはないのだろうな、と思う。実際は、人間の社会は人殺しを完全に否定はしていない。どの社会も、条件付で人殺しを肯定している。例は、戦争、死刑、殺害に対する報復、中絶、間引き、障害児殺し、姥捨て山などである。要はそれを認めてもその集団の秩序維持(構成員多数の利益と観念されるものや、支配者の利益)に支障がなければ、ましてそれ

  • 「なぜ人を殺してはいけないの?」に、ニーチェがマジレスしたら - 誰が得するんだよこの書評

    どうなるんだろう。 というわけで、ニーチェ「善悪の彼岸・道徳の系譜」の解説です。ニーチェは哲学や政治学をやるのなら必読だと思うのですが、いかんせん文学的な表現が多すぎて何を言っているのかよくわかないと投げ出す人もいるんじゃないですかね。というわけでニーチェの思想で一番使える「相対主義」にしぼって説明します。 通常の哲学とニーチェの哲学の違い 哲学は形而上学とも呼ばれています。メタフィジカルな学問だというのです。つまり物理的・現実的(フィジカル)なことにたいしてどのように人間が取り組むかという、現実(フィジカル)より上位(メタ)の構造・ルールについて研究するのです。たとえば、人間の肉体がどのような仕組みで動いているかというのはフィジカルな話ですが、人間はどのように生きているのか・どう生きるべきなのかというのは、メタフィジカルな話です。 さて、ニーチェがやっているのは通常のメタフィジカルな話で

    「なぜ人を殺してはいけないの?」に、ニーチェがマジレスしたら - 誰が得するんだよこの書評
    Nan_Homewood
    Nan_Homewood 2010/05/04
    >どちらも「自分がそう思っているから、自分の意見は正しいんだ」と主張しているだけなのです
  • 高密度小池 / 宮崎の口蹄疫があまり報道されない件について

    宮崎の口蹄疫があまり報道されない件について 宮崎県における口蹄疫の疑い事例の17例目について http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/100503_4.html 割とヤバい感じですね。口蹄疫について知らない人はググってください。 まず整理。 1. 今回の口蹄疫は日だけでなく東アジアで広く流行してる 2. 口蹄疫の国内での流行に先立ち、韓国産の豚肉(口蹄疫の発生により禁輸だった)の輸入が解禁された。 3. 民主党内の事情だかなんだか知らないが、対応がどうしようもなく遅れている 4. 過去国内で口蹄疫で大規模な被害が出たことはないが、現状もう大規模と呼べる被害(直接感染が確認されたのは 20 頭に満たないが、巻き添えをって殺される数は膨大で、もう埋める場所が無くなってきたとかそういうレベル)が出ている んで、この件ですが、テレ

  • 育児と仕事の両立に見る、時間的制約がある人=戦力外な社会。 ニートの海外就職日記

    ■ 長時間労働と成果主義が、働き方の変化を許さない 最近、保育園で、夫婦共に外資系保険会社にお勤めのママさんと知り合いました。彼女の会社は、数年前に会社がワークライフバランス推進に力を入れ始めたこともあり、産休・育休は取りやすく、残業のない働き方にも理解があるそうです。彼女いわく「でも、やっぱりキャリアアップは難しいですね」。彼女は一般の契約者の方からの問い合わせを受ける部署で働いていて、問い合わせが夜にあることもある。年次の浅い後輩が対応して、トラブルになりそうな時、残業できないのでそばにいてあげられない。そうすると、そういうチームのリーダーになれない。リーダーになれないと、管理職への道が厳しくなる。出産や育児で休んでいる間に、時間的制約のない人達に抜かれてしまう。 (中略) 成果主義を導入しながらも、結局は「残業の量」が査定の決め手になる。あるいは、高い成果を遂げるためには、長時間労働

    Nan_Homewood
    Nan_Homewood 2010/05/04
    >体力のある(=遅くまで働ける)男だらけの我慢大会