『人生の終わり方』余命半年の男の最期を追ったノンフィクション。『海』や『タコライス』、いつでもすぐに手に入る物で、心から幸せを感じている姿に『自分の人生』を問う。【むかいの喋り方/パンサー向井慧】 これは若林さんも何かでおっしゃっていたんですが、 お父さんが亡くなられる直前に欲したのが、 コンビニのソフトクリームだったことに衝撃を受けたと。 人が死ぬ直前で、人生の最後で欲するのが コンビニでいつでも買えるようなものだったなんて。 人生って何か特別なものを手に入れれば幸せ。 そうでなければあまり幸せではない。 そんな風に考えてしまうことがあります。 でも本当は違うんでしょうね。 今あるもので人は十分幸せになれる。 物理的な豊かさはとっくに満たされていて、 あとは自身の心次第、そんな気がします。 残り時間の少なさがそんな単純なことに気付かさせてくれるのかな? そんな気がしました。 早めに心底気