メジャー挑戦を公表した花巻東(岩手)大谷翔平投手(3年)について、日本高野連・竹中雅彦参事は、「田沢ルール」が適用されるという見解を示した。本人の表明から一夜明けた22日、同参事は日本野球機構(NPB)と、08年の新日本石油ENEOS(現JX-ENEOS)田沢純一投手のレッドソックス入りに際して定められた復帰制限の申し合わせ事項に、大谷が適用されるかどうかを確認し合った。 大谷が国内球団からドラフトで指名されながら拒否した場合は、帰国後3年間は日本の球団への入団は認められない。指名漏れとなった場合は、NPBと同高野連が適用の有無を再度確認することになった。プロ志望届を出しながら指名漏れし、米球団と契約したアマ選手に復帰制限は適用されないが、竹中参事は「大谷君の場合はメジャー挑戦を表明しており、通常の指名漏れにはあてはまらないのでは、という見方もある」と説明。また花巻東には、指名があった場合