無意識へ語りかける天才催眠療法家、ミルトン・エリクソン ミルトン・エリクソンは20世紀最高の天才的催眠療法家として有名です。 エリクソンは数多くの困難事例を従来では考えられない破天荒な治療戦略で解決していきました。 当時、アメリカで 「エリクソンのところに行って治らなければ、どこへ行っても治らない」 と言われたほどです。 エリクソンが天才であったゆえんは、催眠的な技術ををいわゆる「催眠誘導」の中だけに閉じ込めず、「催眠的コミュニケーション」として、通常のコミュニケーションにまで拡張したところにあります。 私たちは自分の行動や思考の多くを自分で自覚できる「意識」でコントロールしているわけではありません。私たちの言動の大部分は、自分では自覚してない自動処理、つまり、「無意識」に委ねられています。エリクソンは催眠誘導やトランス状態を利用せずとも、そういった相手の無意識に対して働きかける技術も数多
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