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ブックマーク / tanakh.jp (10)

  • 薬の味 - 純粋関数空間

    記事はつらぽよAdvent Calendarのために書かれました。 つらぽよの日々 つらいことがありました。 それは、とてもつらかったので、 これまで殊更につらいことから避けてきた、 脆く弱い私の心は、ぐずぐずと豆腐のように崩れていきました。 心の痛みとは、比喩でなく、実際に胸の奥に疼痛を覚えるものだと知りました。 痛くて、痛くて、涙がとめどなく溢れ、 しかしそれから一週間程すると、それもよくわからなくなりました。 体調はすこぶる悪く、胃のあたりが絶えずむかむかとして、 ここ数年の投薬治療により寛解したと思っていた不安障害が一気に再燃していました。 何もできないので、ずっと寝ていました。 一日の半分以上を寝て過ごすような日々を、一か月ほど過ごしていました。 病院に行ってその旨を告げると、薬が増えました。 薬が増えると、徐々に体調は上向きになっていきました。 二か月ほど経った頃には、慢性的

  • ekmett勉強会 - 純粋関数空間

    ずいぶん前の話になってしまいましたが、去る3月31日に、 ekmett勉強会 を主催しました。 タイトルでは何の勉強会かさっぱりかと思いますが、 ekmett(a.k.a edwardk) こと Edward Kmett 氏の手がけられた ライブラリを勉強する会でした。 発端としては ekmett さんが最近たくさん面白いライブラリを出しているなあと ちょっと前から個人的にウォッチしていたのですが、 どうやら ekmett シンパな人が日にも何人かいることが分かったので、 じゃあ、みんなして手分けしてライブラリを勉強する会でも開きますかね、 と言ったところです。 最初は、10人ぐらい集まって、5ぐらい発表があれば良いかなあと 漠然と思っていたのですが、最終的に30人近い参加者と、10の発表、 さらには ekmett さんご人にビデオ参加までしていただくという、 とても充実した勉強会

  • Introduction to Fay - 純粋関数空間

    Fay をいじってみたので、 せっかくだから記事を書いておこうと思います。 なお、Fayは新しい言語(というより、処理系と言った方が適切かな)ですので、 ここに書いてある情報は、来年か、あるいは半年後か、 それとももっとずっと早くに陳腐化する可能性がそれなりに低くないことを、 あらかじめお断りしておきます。 この記事執筆時に用いたFayのバージョンは、 fay-0.14.5.0 です。 デモ・前置き 特に何か作りたいものが有ったわけではなかったので、 今回作ってみたものは超どうでも良いツールです。 http://tanakh.jp/tools/sudden.html _人人人人人人_ > 突然の死 <  ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄ こういうテキストを生成するだけのツールです。 Fayのコード HTMLコード これらのコンパイルなどもhakyllでまとめて管理できるようにしました。 hakyllに

  • http://tanakh.jp/pub/fp-tudoi-2012/tudoi.html

  • Beautiful Error Handling

    Beautiful Error Handling 田中英行 <tanakh@preferred.jp> 2012年夏のプログラミング・シンポジウム 自己紹介 田中英行 (@tanakh , http://tanakh.jp ) (株)Preferred Infrastructure勤務のプログラマ Haskell 愛好家 BASIC(20年), C++(15年), Haskell(10年) 「すごいHaskellたのしく学ぼう!」 (Learn You a Haskell for Great Good! の和訳) 好評発売中!! 概要 エラー処理に美しさを! エラー処理の抽象化 Haskellでのアプローチ エラー処理に美しさを! 背景 エラー処理は醜くなりがち なんで汚くなるのか? これまで適切な抽象化が行われて来なかったから なぜそういう状況になっているのか? 大きな原因の一つはプログ

  • たのしいHaskellのツールチェインとC++ - 純粋関数空間

    というタイトルで、先日、社内の公開セミナーで話しました。 発表資料はこちら。 Haskellのテストフレームワークとベンチマークフレームワークがよくできているので、 これをC++でも使えるんじゃないかという内容です。 概要 背景として、QuickCheck をもっと多くの人に知って/使って貰いたいというのがあります。 QuickCheckは、普段から使っている人間からすると、よくいろいろなバグを拾ってくれるとても便利なものなのですが、 残念ながら普段開発に利用しているC++には相当のもので完成度の高いものが見当たりません。 だからといって、そこから作るためにC++のテンプレートをいじくりまわすには、私はもう老いてしまいました (与えられた関数にランダムな入力を与えるだけなら簡単なのですが、ジェネレータを自由にいじれる機能がやはり欲しいところで)。 そう思った時に、FFIを使えてQuickC

  • java-ja の例外とロギング勉強会で発表してきました - 純粋関数空間

    例外の勉強会をやるので、是非にというお話を頂いて、 LOG.debug(“nice catch!”) というイベントで発表させていただきました。 当日の資料はこちらでご覧になれます。 エラー処理の抽象化 昨年末頃に社内セミナーで発表した エラー処理を書いてはいけない をもうちょっと抽象的に、あるいは具体的な話を入れて焼き直したような内容です。 今回は java-ja さんの勉強会という事で、 なにやらモヒカンとかマサカリとかが飛んでくるらしい、 とんでもないところに来てしまったとビクビクしていましたが、 この難局も何とか乗り切りました。はい。 皆さんとても真面目にソフトウェアエンジニアリングについて議論していて、楽しかったです。 僕は普段Javaでコードは書かないのですが、 Javaだと普通こうする的なのが垣間見えて、 いろいろJavaのバッドノウハウ(あるいはグッドプラクティス)が学べま

  • "Learn You a Haskell for Great Good!" を翻訳しました - 純粋関数空間

    [@nushio](https://twitter.com/#!/nushio)こと村主さんと Learn You a Haskell for Great Good! を翻訳しました。 「すごいHaskellたのしく学ぼう!」というタイトルで、 5月22日、オーム社様より発売予定です! 詳しい情報は http://ssl.ohmsha.co.jp/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=978-4-274-06885-0 こちら。 入門書としての出来の良さに惚れ込んで原著者の Miran Lipovača さんに 翻訳したい旨を伝えたのが発端でした。ちょうど去年の夏頃でしたか。 そうこうしているうちに、オーム社の鹿野さんから出版のお話を頂いて、 トントン拍子で進んで行きました。 翻訳作業の方はトントン拍子とはいかず、 関係者の皆様にはご迷惑をお掛けしました。 ともあれ、完成しました。5

  • エラー処理を書いてはいけない

    エラー処理を書いてはいけない田中英行 tanaka.hideyuki@gmail.com 2011/12/08 @PFIセミナー 自己紹介田中英行 (@tanakh, http://tanakh.jp) PFI社でプログラマやってますJubatuspficommon検索エンジンのコアエンジンHaskell愛好家msgpack / rpc / idlpeggy (パーザジェネレータ & QQ w/ AQ)Shu-thing (シューティングゲーム) / (Monadius メンテナ)今気になるパッケージは monad-controlLearn you a Haskell 鋭意翻訳中 (春頃発売予定) エラー処理を書いてはいけない日の概要エラー処理を抽象化しようというお話です 現在のエラー処理の抱える問題どのように解決するのか実際の例エラーは処理しなければならない エラー処理を書いてはいけな

  • Windowsで最高のターミナルを構築する方法 - 純粋関数空間

    皆さん、Windowsでコマンドライン使ってますか? まともなターミナルエミュレータすらないと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、案外何とかなるものです。 これが完成図です。1週間ほどいろいろ試した結果、動作、見た目、フォントレンダリング、どれもおおむね満足行く結果になりました。 Terminal Emulator選び Windowsをお使いの皆様ならご存じかとは思いますが、デフォルトのTerminal Emulatorである cmd.exe が良くないです。 挙動、フォント云々の話をするまでもなく、横幅が80文字固定なのがどうしようもありません。 プロパティのレイアウトのところから幅の変更ができるようでした。ご指摘ありがとうございます。 この辺を見てWindowsで動作するものを一通り試してみたのですが、動作がおかしいか、フォントが気に入らないか、プロプライエタリかで、どれもよく

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