本節で作成するアプリでは、カメラで撮った画像を解析して、マーカーを認識し、その上に3Dオブジェクトをオーバーレイ表示することにより、ARの一端を実現します。もちろん、オーバーレイする情報を変えるなど、さまざまな応用が可能です。とくに、Android版ARアプリケーションの大きなアドバンテージは、持ち運べることにあるといえるでしょう。例えば、GPSによるロケーション情報を組み合わせたりすることが可能です。持ち出せるARアプリケーション、面白いと思いませんか? コラム 本アプリは、ライブラリのとしての側面が強いため、改造し独自アプリを作る上で必要な部分とAndroidプログラミングとして特殊である部分の解説に絞らせていただきます。代わりに、日本Androidの会のHP上に[[特設コーナー>執筆/雑誌/SD/2009/03]]を設けましたので、そちらをあわせてご覧いただければと思います。~ ↑