タグ

ブックマーク / www.lovepiececlub.com (12)

  • 真似したくない大人<後編> | 田房永子の女印良品

    2013年5月 2日 先生たちは、パーマ頭に反省文を書かせたり、ピアスの穴を塞げとか、指定以外のセーターを着るなとか、そういうことで私たちの何かを「抑制」してはいた。保健体育の時間には、暗〜〜〜い高校生カップルが暗〜〜い産婦人科で堕胎をし、学校を辞めて暗〜〜〜い人生を歩む、という暗すぎるビデオを見せて、心理的にセックスを禁止してもいた。 だけど毎朝毎朝クラスの誰かが「またおかしな男に気味の悪いことをされた」と話しているのに、その「一方的な被害」に関しての「指導」は一切なかった。「ペンキで退治しちゃお☆」みたいな話だけだ。厳しくて恐い先生は何人もいたけど、「パブリックな場所で、見知らぬ男から“発情”をおしつけられた時の対処法、心得」というものは一切誰も、教えてくれなかった。先生だけじゃない、大人たちみんな。 私は、合気道をやってみて、女子校に通っていたのに、こういった授業がなかったことに腹

  • 田房永子の女印良品|女性向けアダルトグッズショップ・ラブピースクラブ

    2013年4月16日 子どもには合気道を習わせると決めていた。 私は小中高生の頃、よく痴漢にあった。豊島園やワイルドブルーヨコハマのプールで股間を掴まれたり、登校中の自転車で横に来たスクーターが追い抜きざまに胸を触られたり、屋でスカートの中を盗撮されたり、自転車の駐輪場で「カメラマンです。写真撮らせてください」と言われ断ってるのに写るンですで勝手に撮られたり、ものすごく遅い速度のスクーターであとをつけられたりなどした。それらは私の体をどうにかしたいというよりも、怯えながら好戦的な気持ちを持った私のそういう表情を確認するために、変なことをしているように思える。性的興奮とさらに「いじめ」をした時に人間が感じる「愉快さ」を堪能しているような顔つきをして、彼ら大人の男たちは、私の怒った眼をニヤニヤしながら見ていた。いわゆる「痴漢」という、AVに出てくるような、分かりやすく尻を撫でたりする痴漢なん

  • 男たちのAKB48|田房永子の女印良品

    2013年2月 5日 AKB48のメンバーと自分の顔を合成して“2人の赤ちゃん”の顔写真を作れるサービス「わたしと赤ちゃん作らない? ネットでね。」は、一部の人たちの特殊な趣味に対してサービス精神の高い女の子たちがお仕事でやっている、という感じがして、流すことができた。あれは「一部の人たちのもの」だったし、スキャンダルも嫌悪感も全部「話題作り」に転換するAKB48商法、いわゆる「注目してしまったほうが負け」という先手商売がまだ成立してたと思う。だから無視することで意思表示ができた。だけど峯岸みなみさんの坊主謝罪動画は、そんな域を超えちゃっていて、騒ぎに加担したらAKB48商法の思惑通りだ、なんて思わなかった。ファンの人たちの欲望に身を削って応えているうちに、ファンの人たちの間でも手に負えないモンスターに、AKB48はなっちゃったんだと思った。 もともと私はAKB48には「明るいブルセラ」と

  • 支配され男|田房永子の女印良品

    奥さんの暴力と罵倒と脅迫(自殺ほのめかし)によってがんじがらめに支配されている男性の話を聞いた。奥さんは絶倫。結婚したばかりの頃はちんちんが勃たないのに1日3回を強要され、拒否すると窓から飛び降りようとする等、警察が出動するレベルで大騒ぎするという。拒否するよりも、ちんちんを無理矢理でも勃たせたほうがマシなので、奥さんから強姦を受ける形でセックスに応じていたという。 その奥さんは、今まで聞いたことのある「すごい女」の中で飛びぬけてキてる女の人だった。私の母も「大暴れを武器に娘を支配型」の女だけど、この奥さんには及ばない。リアルタイムで人と結婚中の男性から生で聞いたのも臨場感がハンパなかった。 奥さんは、セックス以外でもすぐキレて、暴れて、絶対に自分の思い通りにするという。そのやってることが「わがまま」とかそういうレベルじゃない。その男性の人権が奥さんの中で存在していない。男性が「それで

  • 怒りを鎮める|北原みのり コラム

    怒りを鎮める 2012年9月14日 一月ほど前、私がTwitterで書いたいくつかの「つぶやき」が元になり、私のタイムラインが炎上してしまった。我ながら打たれ弱いなって思うんだけど、Tiwtter、しばらく見られなかった。 これまでも何度も炎上してきた。それは主に韓流や痴漢について書いた時。 「韓流気持ち悪い!」「男性差別するな!」と言いたがる人たちからの、死ね、ババア、ブス、バカ、とかその手の暴言には慣れた。でも今回は違った。今回は男女共同参画関係者やフェミニストの人たちからのバッシングだった。 つぶやきの一つは、「私は在日ではありません」と書いたこと。1年間迷った末に考えがあって書いたことだけれど、思わぬ反論があった。「あなたが在日ではないと表現することで傷つく在日朝鮮人がいる。差別に向き合え」もう一つは、「木嶋佳苗の被害者男性に”キスは何回したの?”と聞いた」と書いたこと。これに対

  • 「まんこの洗い方」問題|田房永子の女印良品

    「まんこの洗い方」問題 2012年8月22日 Nちゃんのまんこを初めて見たとき、美しさに息を飲んだ。出産して数時間後、入院先の病室で初めてNちゃんのオムツを替えた時のことだった。鶏がらみたいな体の中央に、厚いふたつのふくらみがピタッと閉じてわれめになっている。大事なものって感じがした。 オムツを替える時、われめを拭くとその中が見える。われめの中はなんだか見ちゃいけないところって感じがして、怖かった。中についているカスは胎脂という赤ちゃんの皮膚をまもるものらしいのだが、その時は知らなかった。「中もキレイにするんですか?」助産師さんに聞いた。助産師さんは「うん、ついてたら拭けばいいからね」とササッと言う。赤ちゃんのわれめの中にはうんちがつくこともある。だからうんちがついてたら拭くのか、それとも中のカスを全部拭き取るのかわからない。でも、それ以上聞けなかった。他のことは1から10まで教えてくれ

  • 「いやらしい子」問題|田房永子の女印良品

    「いやらしい子」問題 2012年6月 7日 3月、私は初めての出産をした。その数ヶ月前、おなかの中の“何か”が「女の子」だと分かったとき、すごくうれしかった。診察室で「えへっ あはっ 女の子? うへっへっへっ」と笑いがとまらなかった。それまで「絶対女の子がいい!」と意識していたわけではなかったし、もしかして「男の子」でも同じようにうれしかったかもしれないけど、スキップしながら帰る勢いで喜んでいる自分に「私はこんなに『女の子』を望んでいたんだな」と思った。 3月末、私の単行「母がしんどい」が発売された。「母がしんどい」は、両親との決別に至るまでを描いたコミックエッセイ。「母といるとなんだか息苦しい」女の子、エイコが主人公で、幼少期からのエピソードをまとめた。その中で、「お母さんがブラジャーを買ってくれない」という項がある。 《学校の周りの子はもうみんな、スポーツブラじゃなくて格的なブラ

  • タフなマンコ: 第23回 セックスなんて早く飽きてしまいたい

    仲良くしているひとがいる、と言うと、ほぼ決まって次の質問は、「そのかたとはどれくらい続いているんですか?」というものだ。 そこでたとえばわたくしが、「えーと、もうすぐ5年ですかね」などと答えると、今度はこう返ってくる。「すごいですね! 長続きのコツはなんですか?」 知るかんなもん、である。こちとらギネスに挑戦じゃあるまいし、長続きさせることを念頭に置いて仲良くしているわけではない。 しかし、お付き合いするからには、なるべく長く、できれば半永久的にひとりの相手と仲睦まじくすごしたい――それが常人の感覚らしい。へそ曲がりのわたくしなどは、「けっ、長けりゃいいってもんでもなかろうに」と、ついつい心のうちで毒づいてしまうのだが。 誤解を招かないよう記しておくが、親密な他者との関係において適度なメンテナンスが必須なのは言うまでもない。だが、どのようなメンテナンスも関係の長続きを必ずしも保証するもので

  • いまさら気づいたこと|職業婦人の生きる道 坂戸恵美

    いまさら気づいたこと|女性が差別されない世の中を願い、子育てをしながら仕事もがんばる母親の視点で書かれるコラム。 いまさら気づいたこと 2009年9月 2日 今年の春のことだ。長男も幼稚園の最終学年に進級し、渡された年間行事表にはさまざまなイベント計画が記されていた。子供も親も大忙し。ましてや担任の先生の大変さも。そんなことをぼんやりと考えながら懇談会から帰ろうとしていると、とある母親グループから声をかけられた。 「ねえ、担任の先生、ポンだって知ってた?」 まったくの意味不明な用語! 聞いてみると、「ポン」とは妊娠したことらしいのだ。「腹ポン」とも言うらしい。最初からそういってもらえれば予想もできただろうに。いや、わざわざそんな名前で呼ぶこと自体おかしいのだが。それは幼稚園という教育機関での“事件”なのであり、割合は定かではないが、よく思わない母親たちがいるのである。 その母親たちの言葉は

  • ミソマン -三十路マンコの品格|出会い系サイトを通して送るセックス体験記by萬田潤子

    大人気のうち、惜しまれる声が多々ありながら、とりあえず「書ききった」とおっしゃり一旦連載は終了することになった「三十マンライフ」。あなたはどんな風に三十マンをお読みになりましたか? 萬田潤子さんに三十マンライフを振り返っていただきました。 ヤリマン界の勝間和代 ―― 先日最終回を迎えた萬田さんの連載「三十路マンコの品格」は、大変な評判だったようですね。書籍化のオファーもあったと聞きました。 萬田 ありがとうございます。自分が経験したことを書いてきただけなので、反響が大きくて驚きました。 ―― 萬田さんは常に10人ほどのオトコをとっかえひっかえしていると書いていらしたので、図書館司書といいながら実はヒマをもてあました有閑主婦なのではと思っていたんです。でも実際には、責任のある仕事を持ち、家庭生活らしきものもあり、そのうえ出会い系。ときには1泊2日で4人ということもあったとか。 萬田 多いとき

  • 【送信59:性欲】|ミソマン -三十路マンコの品格

  • LOVE PIECE CLUB ラブグッズ&マガジン

    ご利用の皆様にはご迷惑をお掛けし大変申し訳ございません。 メンテナンス終了までしばらくお待ち下さいませ。

  • 1