2歳トレーニングセールの結果を精査していると単純な一つの真理に行き着きます。 それは、「高い馬ほどよく走る」という事実。 さすがにプロの人たちが何人も集まって、もう既にギャロップで追いきられている馬達を見たら、そんな簡単には外さないという事なのでしょう。ただし、売る側が騙しのテクニックを使わないわけではないので、狙ってハメられると辛いでしょうね。 かつて「高い馬は走る」という信念に基づいて、恐ろしい程のお金を競走馬に投じた馬主さんがいました。掲題の関口房朗氏です。海外でも9億円(ミスターセキグチ)と4億円(フサイチギガダイヤ)の1歳馬を購買していますが、関口氏所有の活躍馬というのは有名なフサイチペガサスを除くとそのほとんどは日本国産馬です。前述した2頭の馬以外にも、1億円クラスの馬ならポンポン買っていたのにも関わらず・・・。 やはり海外のセールはそんなに甘いものではないという事がよく分かり