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2021年5月9日のブックマーク (1件)

  • 経常収支と為替レートの関係

    経常収支と為替レートの関係~国際収支説 為替レートの決定理論の一つに、経常収支の黒字が大きいほど、その国は通貨高になるという「国際収支説」という理論があります。経常収支とは、国際収支(ある国のお金の流入・流出合計)という中の、「貿易・サービス収支」「所得収支」「経常移転収支」の3つを合計したものです(下図赤字部分)。 一つ目の貿易・サービス収支とは、貿易や海外旅行などの金銭移動を示すもので、輸出が輸入より多ければ貿易黒字、その逆が貿易赤字となります。貿易黒字は、外国に商品を売ってその対価として金銭を受け取るので、日に入ってくるお金が増える→円高圧力となります。ご承知のように、日は大幅な貿易黒字国です。一方でサービス収支は、日では海外旅行へ行く人が、来日する外国人観光客よりも多いので、赤字が続いています。しかしトータルの「貿易・サービス収支」は、日は黒字が続いています。 二つ目の所得