記者会見した(左から)青木慶哉・MIKAWAYA21社長、藤尾益雄・神明HD社長、鈴木章人・ショクブン社長=神明ホールディングス 米穀卸最大手の神明ホールディングス(HD、神戸市中央区)は11日、高齢者向けの「食」にまつわるサービスを強化する、と発表した。高齢者の身の回りの世話を担う企業と資本業務提携を結び、米食を好む高齢者への食の宅配サービスなどを通じて、コメの需要を掘り起こす。 神明HDは同日、高齢者向けの生活サポートを手掛けるMIKAWAYA21(東京)と資本業務提携を1日付で結んだと発表した。MIKAWAYAは、地域事情に詳しい新聞販売店や介護事業者などと連携し、「まごころサポート」の名称で、掃除や買い物代行、電球交換など高齢者の日常生活を支援するサービスを展開する。