OLPC(One Laptop Per Child)は1月8日、米国ラスベガスで開催中の「International CES 2013」において、新しい7インチ・タブレット「XO Tablet」を発表した。米国ではWal-Mart店舗で小売販売もされる予定。 OLPCは、途上国における児童教育を支援するためのコンピューティング・デバイス開発プロジェクトを推進する非営利団体だ。 OLPCは昨年のCESで、8インチ画面を搭載したタブレット「XO-3」を披露していた。しかし、最終設計や製造パートナー探しに難航したため、XO-3プロジェクトは頓挫した。こうしたXO-3の技術的“遺産”、幅広い電力供給方法や充電効率の良さなどの特徴は新しいハードウェアに引き継がれる、とOLPCでは述べている。 XO Tabletはデュアルコア・プロセッサ、1GBのRAM、8GBのストレージとMicroSDカード・スロ
One Laptop Per Child(OLPC)の創設者Nicholas Negroponte氏はカリフォルニア州レイクタホで開催のTechonomyカンファレンスにおいて、同団体の取り組みがこの2年間で前進していると語り、インターネットに接続されたノートPCを途上国の子どもたちに配布するだけでは機能しないとする批判通りにはならなかったと述べた。同氏は子どもたちは自分で読み書きを学ぶだけでなく、その親に読み書きを教えることもできるとしている。Negroponte氏によると、これまでに約200万台のノートPCが発展途上国に出荷されたという。 同氏は、軍事に毎週20億ドルを費やす米政府が教育に費やしているのは毎週200万ドルであり、「1%のさらに半分の費用を列Aから列Bに移すだけでアフガニスタンのすべての子どもがノートPCを持てる」と述べている。また、十分な数の書籍を手に入れることが難しい
発展途上国の子供1人ひとりに100ドルのパソコン配布を目指す非営利団体「One Laptop per Child(OLPC)」は米国時間2009年12月22日、低価格パソコン「XO」に関する今後のロードマップを公表した。2008年5月に発表した見開き型の「XO 2.0」の開発を中止し、まったく異なるデザインの「XO 3.0」を2012年に投入する。 まず、オリジナル・モデル「XO 1.0」と同様のデザインの「XO 1.5」を2010年1月にリリースする。価格は約200ドル。プロセサを米AMD製から台湾VIA製に変更し、2倍の高速化を図る。また、DRAMとフラッシュ・メモリーを4倍に拡大し、OSはLinuxとWindowsを採用する。 次いで「XO 1.75」を2011年初頭にリリースする。基本デザインは従来と同じだが、ゴム緩衝材を本体外側に使用する。8.9インチのタッチ・スクリーンと米Ma
発展途上国の子供一人ひとりに100ドルのパソコン配布を目指す非営利団体One Laptop per Child(OLPC)と米Marvellは米国時間2010年5月27日、低価格タブレット型コンピュータの開発で協力すると発表した。Marvellの参照デザイン「Moby」をベースにする。 新たな端末は、現行の「XO」ノートパソコンの消費電力が約5ワットであるのに対し、約1ワットに抑える。タッチスクリーンを搭載し、複数言語に対応したソフトキーボードを装備する。インターネットを介して200万タイトル以上の電子書籍に無償でアクセスできるアプリケーションも付属する。 Mobyは「ARMADA 610」プロセッサを搭載し、1080pフルHD動画のエンコードおよびデコード、3D(3次元)グラフィックスの各機構を備え、Flash 10をサポートする。Wi-Fi(IEEE 802.11n)やBluetoot
「世界の子供たちに一人一台のPC を!」という壮大なビジョンのもと、発展途上国の子供にオリジナルPC「XOシリーズ」を寄贈しているプロジェクト「One Laptop per Child(OLPC)」が、次世代機「XO-3」のデザインを発表した。この薄くてスマートな流線形のタブレットPCは2012年に正式リリースされる計画で、販売予定価格はナントたったの75ドル(約6,820円)。コンピュータを活用した新しい教育のカタチを生み出すポテンシャルを持つのみならず、次世代PCそのもののカタチをも揺さぶる”台風の目”になる予感!? 「XO-3」は、縦8.5インチ(約21.6センチ)、横11インチ(約27.9センチ)で、厚さはたった0.24インチ(約6ミリ)という超薄タブレット。マルチタッチ式になっており、以下の画像のとおり、文字入力もできる仕組みになっている。
デュアルタッチスクリーン搭載「XO-2」も素晴らしいコンセプトでしたが、このOLPCの新タブレット「XO-3」の前にはタジタジでは? 全プラスティック加工で、液晶はマルチタッチ&バックライト付き。反射型表示の電子書籍モードもあるし、iPhoneの半分の厚さ、しかも価格は驚きの75ドル(6886円)! 耐久性が高く、防水加工、薄型、マルチタッチ、背面にはカメラもついてて、コンピュータとeブックリーダーで使い分けが効くマルチ・スクリーン --そのくせたった75ドルなんて、まさに夢のタブレットですよね。 開発元FuseProject創業者Yves Beharさんは、スクリーンの縁を実質ゼロに近づけたいと話してます。このモックアップもボタンやキーボードはついてなくて、あるのはスクリーンと緑色のゴムのガスケットだけですよね。OLPCを総括するニコラス・ネグロポンテ(Nicholas Negropon
One Laptop Per Child(OLPC)の特別イベントが5月20日、米マサチューセッツ工科大学(MIT)で開かれ、OLPC会長のニコラス・ネグロポンテ氏が初めて、XOの次世代モデルを垣間見る機会を提供した。 XO 2.0は現行モデルとは完全に異なるアプローチを取っており、ノートPCというよりも電子書籍リーダーとして設計されている。 ネグロポンテ氏はワーキングモデルは披露しなかったが、写真で見たところ、XO 2.0は左右に小型(現行モデルの半分ほどのサイズ)パネルを搭載した電子書籍リーダーで、タブレット、ノートPCなど複数のモードで利用できるようだ(2ページ目以降にXO 2.0の画像を掲載している。一部はプレゼンテーションを撮影したものなので、画像が悪くて申し訳ない)。 XO 2.0は従来のキーボードではなくタッチスクリーン技術を採用している。ある画像では、ノートPCモードのとき
非営利団体One Laptop per Child(OLPC)は11月17日、2007年に立ち上げた100ドルPC「XO」の寄付プログラム「Give 1 Get 1」に、米Amazonのサイトで世界中から参加できるようになったと発表した。 Give 1 Get 1は、399ドルでXOを2台購入し、1台を寄付するプログラム。このほかに、1台に当たり199ドルを支払い、購入したPCをすべて寄付する「Give a Laptop」というプログラムも用意されている。 米国からこのプログラムに参加する場合はAmazonの米国サイト、米国以外からの場合は英国サイトからアクセスする(英国サイトでは予約受付中で、発売は12月16日になっている)。 OLPCは世界31カ国で既に50万台以上のXOを配布しており、年内に100万台配布を目指すという。
Lagos Analysis Corp.(LANCOR)がOne Laptop Per Child(OLPC)プロジェクトを相手取り、特許侵害訴訟を起こし、損害賠償を要求している。LANCORがなぜ、損害賠償を要求しようとしているのか、その真意が筆者にはよく分からない。さらに事態を複雑にしているのは、訴訟が、LANCORの本拠地であるナイジェリアのラゴスで起こされたことだ。これにより、訴訟がLANCORに有利に働くとは筆者には思えないのだが。 特許侵害訴訟は2007年11月22日付けで起こされている。それによると、OLPCはLANCORがナイジェリアで登録したデザイン特許# RD8489を侵害し、また、XOラップトップに利用する目的で違法なリバースエンジニアリングを行い、キーボード用ドライバのソースコードを調査したという。 LANCORは賠償金支払い命令に加え、XOラップトップやデザイン特
100ドルノートPC、量産開始にゴーサイン - ITmedia News高性能では無いが基本的機能を全て満たし、安価で子供でも使え砂漠や熱帯の極限状態にも耐えるPC・・・それなんてカラシニコフ銃ですか?スペックを見ると、とても100ドルとは思えないスペックを誇っています。CPU AMD Geode LX700 433MHz(x86)メモリ DDR266 256MBストレージ 1GBフラッシュメモリ液晶 WXGA 1280x900(カラー/モノクロ切り替えで省電力動作可能)手書き認識対応タブレット(2本)USB2.0ポート(3本)ステレオスピーカーマイクカメラ(VGA)SDカードスロット無線LANCPUは433MHzと一見大して速くないように見えますが、最近のCPUは一概にクロック=速度とは言えませんから、PentiumやCeleronの433MHzより恐らく圧倒的に速いし消費電力も圧倒的に
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世界中のすべての子供に「1人1台」のパソコン普及を目指す「One Laptop per Child」(OLPC)プロジェクトは7月23日、開発中の100ドルノートPC「XO」の量産開始を承認したと発表した。量産されるのは、最終β版「XO B4」モデル。開発者や子供たちによる使用テストなどを経て、10月の出荷開始を目指す。 XO B4は、AMDの省電力プロセッサ「Geode LX-700」を採用し、256MバイトのSDRAM、1GバイトのNANDフラッシュを搭載した「丈夫で革新的」なノートPC。砂漠地方のほこりや熱、熱帯雨林地方の豪雨といった過酷な条件にも耐え得るよう設計されている。太陽の下でも読めるディスプレイを備え、電力供給のない地域でも利用できるよう、引き出し式電源コード、太陽電池パネル、太陽電池式充電器など、さまざまな電源に対応可能。Wi-Fiアンテナ付きの筐体は、5フィート(1.5
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