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円城塔に関するNeanのブックマーク (10)

  • 「遠読―〈世界文学システム〉への挑戦」書評 読み切れない本を読むために|好書好日

    ISBN: 9784622079729 発売⽇: 2016/06/11 サイズ: 20cm/339,11p 遠読―〈世界文学システム〉への挑戦 [著]フランコ・モレッティ 世界中の文学作品全てに目を通すことができる人などいない。タイトルを把握するだけでも一生が終わってしまいかねない。 しかし、各人が手にとったを精読し、きちんと情報を交換していけばすぐれたを見つけだすことはできるはずだ。 書のタイトル「遠読」は、その「精読」に対する単語である。半ば冗談でつくったという。精読が一冊一冊をていねいに読み込んでいくことを示すのに対し、遠読は個々の内容には踏み込まない、つまり読まないことを意味する。そのかわり、大量のを扱ったり、登場人物たちのセリフの配置に注目したりする。いずれも、情報技術の発達によって実行可能となった読み方である。 統計的な見方は、人間の信念や意図を別方向から眺めることを可

    「遠読―〈世界文学システム〉への挑戦」書評 読み切れない本を読むために|好書好日
    Nean
    Nean 2016/07/12
    “統計的な処理を通して文学を考える”。円城塔評。
  • 「日本語の揚げ足をとる」作家、円城塔の本気の「ことば遊び」

  • 【芥川賞作家・円城塔の脱力ぶらりぽろり旅】現在の文章、100年後には…(1/2ページ)

    「変体仮名」を読む練習などをはじめた。和歌などを、にょろにょろと書くあれである。 もっとも、100年くらい前までは、和歌とか習字だけでなく、印刷物でもごく当たり前に使われていた。今でもふつうに読める人は少なくない。 なぜそんなことをはじめたのかというと、まあ趣味である。これから先の50代、60代を見すえて、そう悪い趣味ではない。ちょっと仕事上の調べものをしていると、和にでくわすことが増えてきたという事情も一応ある。ちょっと読めると便利そうだ、ということになった。 昨年から今年にかけて、河出書房新社が企画した、「池澤夏樹=個人編集 日文学全集」に収録される「雨月物語」の現代語訳などをしていた。注釈書も多くあるから、なんとかかんとかしあげたのだが、ふと考えた。 自分は活字に起こされたを原文として参照したが、この「雨月物語」、昔の人はどんな紙面で読んでいたのか。 今は便利な時代であるから、

    【芥川賞作家・円城塔の脱力ぶらりぽろり旅】現在の文章、100年後には…(1/2ページ)
  • ジュノ・ディアス×円城塔×都甲幸治が語った「未来と文学」

  • 円城塔さん、米SF文学賞特別賞を受賞:朝日新聞デジタル

    米国のSFの文学賞「フィリップ・K・ディック賞」が米シアトルで18日(現地時間)に発表され、芥川賞作家、円城塔さんの小説「Self―Reference ENGINE」(ハヤカワ文庫)が次点にあたる特別賞を受賞した。ディック賞は米国でペーパーバックとして刊行されたSF小説の年間最優秀作に贈られる賞。2011年の故伊藤計劃(けいかく)さんに続き、日人による特別賞受賞は2人目。 円城さんは1972年生まれ。2006年、小松左京賞最終候補にもなった「Self~」でデビューした。純文学とSFを横断した作風が特徴で、12年に「道化師の蝶(ちょう)」で芥川賞。伊藤さんとの共著「屍者(ししゃ)の帝国」で日SF大賞特別賞を受けている。 受賞作は、時間が凍りついた世界を舞台に、こめかみに弾丸が埋まった女の子の話や、26人の数学者が美しい定理を思いつく話など、20の短編が関連し合う連作集。 日のSF小説

    円城塔さん、米SF文学賞特別賞を受賞:朝日新聞デジタル
  • (寄稿)今こそ政治を話そう 好きな子の名前は秘密 作家・円城塔:朝日新聞デジタル

    秘密という言葉はどこか間が抜けており、子供だましっぽいところがある。自分は宝物をどこかに隠したのだとわざわざ大声でふれ回っているような感じか。秘密を持っているのだと宣言した時点でもう大半が台無しだ。相手がその気になりさえすれば、秘密は暴かれ、宝箱は壊される。 当に何かを隠したままにしておきたい…

    (寄稿)今こそ政治を話そう 好きな子の名前は秘密 作家・円城塔:朝日新聞デジタル
  • 屍者の帝国において「X」に何を代入するか - 最終防衛ライン3

    屍者の帝国 伊藤計劃×円城塔 | 河出書房新社 円城塔インタビュー詳報:故・伊藤計劃との共著「屍者の帝国」を完成させて− 毎日jp(毎日新聞) 屍者の帝国 作者: 伊藤計劃,円城塔出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2012/08/24メディア: 単行購入: 43人 クリック: 1,717回この商品を含むブログ (182件) を見る 「屍者の帝国」において、ザ・ワンは人間の意志は「菌株」により生じると言った。屍者化の技術は、人間を不死化する技術ではなくその「菌株」を不死化する技術であるという。なるほど、それならば生者と屍者の意識が連続でない理由も頷ける。しかし、人間以外に感染しない「菌株」は人間が存在する以前はどこに存在したのだろうか?ザ・ワンは言う。「菌株」で納得出来ないならば「X」とし、任意の言葉を代入しろと。屍者の帝国において人間の意識、そして屍者を作り出した「X」とは何なの

    屍者の帝国において「X」に何を代入するか - 最終防衛ライン3
  • 屍者の帝国 伊藤計劃×円城塔 | 河出書房新社

    作の作業を通じ痛感したのは、ほんの十年という時間が人間社会にもたらす変化のはやさについてでした。 十九世紀末を舞台とする『屍者の帝国』の物語は一八七八年から一八八一年の間で進行します。この時代は、現在にも劣らぬ激変の只中にありました。車や飛行機の登場まであと少し。瓦斯灯が電灯に置きかわるまであと一歩、無線や電話の普及ももうすぐです。世界的な電信網は間もなく世界一周を終えるところでした。 世界の大半は大英帝国の支配下にあり、アメリカはまだその存在感を露わにしていません。ロシアでは革命の機運が高まり続け、日も急速な近代化をはじめた時期にあたります。フロイトやマルクス、ニーチェはまだ活動をはじめたところ、科学的には化学合成が産業となりはじめ、電磁気の基法則が確立されたあたりです。 十九世紀末は、今わたしたちが見慣れている光景が生まれる直前の時期にあたります。二十世紀初頭にかけて、ほんの数十

  • 伊藤計劃×円城塔『屍者の帝国』刊行までの経緯

    河出書房新社 文藝👑冬季号発売中💐創刊90周年❣️ @Kawade_bungei 伊藤計劃×円城塔『屍者の帝国』は8月23日配です。都内一部書店では当日夕方頃より店頭に並び始め、週末〜週明けには全国発売に。Amazon等では24日発売、小社サイトでは27日発売と告知されています[小社サイトでは配日より営業日(土日祝日等を除いた日)中1日後が発売日扱い]。 2012-08-16 18:20:37 河出書房新社 文藝👑冬季号発売中💐創刊90周年❣️ @Kawade_bungei 【1/16】刊行前の現段階において、円城塔さんへの『屍者の帝国』に関する取材等はお断りしてきました。「作については作品がすべてです」というのが円城さんのお考えだからです。刊行後もインタビューは(数件の例外を除き)ほとんど行わない予定です。書関係のサイン会等はありません。 2012-08-16 18:27

    伊藤計劃×円城塔『屍者の帝国』刊行までの経緯
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