「都会のローカル線」南海汐見橋線令和2年6月1日時点での大阪市の人口は、推計で2,751,495人。首都圏には叶わないものの、それでもこれだけの人が一つの都市に固まって住んでいると思うと、少し不思議な感じがします。 そんな大阪市に「未開発」のような地があり、そこに秘境のような駅がある…。そんな話がまことしやかに伝えられています。 南海電鉄の路線図を見ると、岸里玉出駅から盲腸のような路線があることに気づきます。ここを「汐見橋線」と呼びます。 実はれっきとした南海高野線、よって正式名称は高野線のはずなのですが、すでにそんな呼び名で呼ばれなくなって久しく、現在は汐見橋と岸里玉出間を、2両編成の電車がのんびり往復するだけの、「都会の中のローカル線」と化しています。 その汐見橋線の駅の中の「木津川」という駅が、今回のお話の主役となります。 木津川駅-都会にある田舎!? 木津川駅は、岸里玉出駅から3駅
南海電鉄の空港特急ラピート(南海50000系)は、2020年12月から2021年1月にかけて、貸切列車として高野線橋本駅に初入線します。阪急交通社の旅行商品として同車両を貸切り、難波駅~橋本駅間を運行します。 ラピートは難波駅~関西空港駅間で運行している関西国際空港へのアクセス特急です。2020年は、新型コロナウィルスの影響により、空港線での定期運転を一部運休しています。こうした運用の少ない時期にはツアーなどの臨時列車として活用され、過去には和歌山市駅まで運行するツアーが催行されていますが、今回、高野線橋本駅への入線は初めてとなり貴重な機会です。 南海50000系ラピートは1994年に運行を開始した車両です。1995年には南海電鉄としては初めて、鉄道友の会「ブルーリボン賞」を受賞しました。外見の独特なデザインから「鉄人28号」や「鉄仮面」、「深海潜水艦」などの愛称で呼ばれています。 ■運行
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