Published 2022/03/04 21:03 (JST) Updated 2022/03/04 21:19 (JST) 三井物産は4日、極東サハリンでの石油・天然ガス開発事業「サハリン2」への出資を含め、2021年末時点のロシア向け投融資などの残高は約4600億円と発表した。このうち液化天然ガス(LNG)事業は約4300億円という。 ロシアのウクライナ侵攻を受けて英石油大手シェルが撤退を表明したサハリン2には、三菱商事も参画し、日本にLNGを供給している。 三井物産はロシアで参画するエネルギー事業について「安定供給の観点も踏まえ、日本政府などと今後の方針に関して協議を続け、適切に対応していく」とのコメントも併せて公表した。全世界での投融資などの残高は約8兆7千億円という。