Published 2022/06/23 22:48 (JST) Updated 2022/06/23 23:03 (JST) 【ジュネーブ共同】動物由来のウイルス感染症「サル痘」について、世界保健機関(WHO)は23日、各国の専門家で構成する緊急委員会を招集し「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に相当するか否かを検証した。緊急委の提言を受けて、テドロスWHO事務局長が緊急事態宣言の是非を判断する。 WHOによると、緊急委の結果が公表されるのは24日以降になる見通し。 緊急事態宣言はWHOが出す最高度の警告だが、宣言を受けた対応は各国当局に委ねられている。新型コロナウイルス感染症を巡っては2020年1月30日に出され、現在も継続している。