タグ

ブックマーク / www.cyzo.com (138)

  • なぜいじめはなくならない? 劇作家・別役実がひもとく、いじめ自殺の不条理な深層

    滋賀県大津市で中学2年生の男子生徒がいじめを苦に自殺をした事件は、連日多くのニュース番組で報道されている。生徒を守るはずの存在である教育委員会や学校側の不手際、「いじめ」という言葉ではくくれないほど凄惨な事件の内容は、社会に衝撃をもたらしている。 大津市の事件では生徒へのアンケートなどから「葬式ごっこ」といういじめが発覚したが、これは、1986年に起こったいじめ自殺事件「中野富士見中学校いじめ自殺事件」でも行われていた手口であった。そして、この中野富士見中学の事件を、繊細な手つきで分析したのが、日を代表する劇作家である別役実だ。 野田秀樹、鴻上尚史、松尾スズキら後発の劇作家たちに対して多大な影響を与えた別役実。ネットユーザーならば、デイリーポータルZなどでも執筆するイラストレーターのべつやくれいの父といえばピンとくるだろうか。彼が中野富士見中学の事件を手がかりに、日の社会構造を分析した

    なぜいじめはなくならない? 劇作家・別役実がひもとく、いじめ自殺の不条理な深層
    Nean
    Nean 2012/08/10
  • 【速報】スウェーデン「非実在青少年」裁判 スウェーデン最高裁が起訴自体を批判し無罪判決 - 日刊サイゾー

    日16時頃、シーモン・ルンドストローム(Simon Lundstroem)氏から届いたメールによれば、スウェーデン最高裁判所は性的なポーズをとる女児を描いたイラスト39点をパソコン内に所持していたとして児童ポルノ罪で起訴されたルンドストローム氏(記事参照)に対して、無罪判決を下した。 早速、人に電話で詳細を確認したところ、(「今、船に乗っている」とのことで長くは話せなかったが)判決で裁判所は、検察側の訴えを「却下」あるいは「忌避」(日語の法律用語でどれが正当かは確認中)し、「(問題となった39点のイラストのうち)1枚はリアルなので有罪になる可能性も考えられる」としながらも「犯罪として成立しえるものではない」と、ルンドストローム氏をイラスト所持を事件化し起訴したこと自体を批判しているという。 現地の大手日刊紙『スヴェンスカ・ダーグブラーデット』と『ダーゲンス・ニュヘテル』の電子版を確認

    【速報】スウェーデン「非実在青少年」裁判 スウェーデン最高裁が起訴自体を批判し無罪判決 - 日刊サイゾー
    Nean
    Nean 2012/06/16
    これは本来当然であるべき。けれど、詳細不明すぎる記事。
  • 東京スカイツリー開業! その時、東京タワーは……

    珍奇なものをこよなく愛するライター・北村ヂンが、気になったことや場所にNGナシで体当たり取材していく【突撃取材野郎!】。第16回は、東京タワーに行ってきました。 ■スカイツリーより東京タワー派なボク 5月22日、高さ634メートルで世界一の電波塔となる「東京スカイツリー」が開業した。この日のワイドショーや新聞、雑誌はスカイツリーの話題で持ち切り、初日の来場者もいきなり12万人超えだったらしいし、まあ、しばらくスカイツリー・フィーバーは続きそうな勢いだ。だけど、ちょいちょいチョーイ! ちょっと待て、ボクは東京タワーのほうが好きだぞ。東京タワーを忘れてくれちゃイヤン! もちろんボクも新しい物好きだし、煙 or バカ的な高いところに上りがちの嗜好を持っているので、このスカイツリーに興味がなくもないのだが、見た目がちょっこしスタイリッシュ過ぎるというか……シュッとしたフォルムから過剰に未来感が漂い

    東京スカイツリー開業! その時、東京タワーは……
    Nean
    Nean 2012/05/30
  • 日本のマンガがヨーロッパ最大の美術館を席巻!! 仏・マンガイベントを現地レポート!

    2月11日より、フランス・パリにある欧州最大の国立現代美術館ポンピドゥー・センターで「Planète Manga!」(「マンガの惑星」)と題したイベントが開催されている。「Planète Manga!」は、アジアのマンガ文化を紹介するというコンセプトのもと、ワークショップとアニメーション映画の上映を中心とするイベントだ。日の京都精華大学や女子美術大学などの協力の下、「4コママンガ制作」や「同人誌制作」といったマンガに関連したものから、「殺陣の実演」や「紙芝居体験」など、日文化を体験するワークショップが行われ、春休みや修学旅行中の小中学生を中心に楽しませた。また、萩尾望都、竹宮惠子、こうの史代といった3人の大物女性マンガ家たちそれぞれの講演も開催されるなど、盛り上がりを見せている。そんなフランスにおける “日ブーム”を、マンガを中心とした文化的な側面から感じることができる当イベントを訪

    日本のマンガがヨーロッパ最大の美術館を席巻!! 仏・マンガイベントを現地レポート!
  • 生活保護を取り巻く受給者バッシング――“ナマポ”生保は悪か!? - 日刊サイゾー

    長引く不況などの影響から、生活保護の受給者は今年1月の時点で209万人を突破、昨年7月から過去最多の更新が続いている。その勢いは止まることを知らず、今後もますます増え続けると予想されている。あちこちで国の予算が削減される中、高齢者、母子家庭、障害者、うつ病、DV被害などの世帯を中心に、年間3.7兆円もの税金が投じられているのが現状だ。 ネットの世界では“ナマポ”と呼ばれ、月に十数万円が支給されるケースもあることなどから、「働いたら負け」と揶揄されることもある生活保護。しかし、生活保護はあくまで最後のセーフティネットであり、損得勘定で語られるべきものではない。そこで、日女子大学で貧困や福祉政策を研究し、『現代の貧困―ワーキングプア/ホームレス生活保護』(ちくま新書)の著者としても知られる岩田正美氏とともに、生活保護というシステムの仕組みやその問題点を考えてみたい。 ■「水際作戦」と「受給

    生活保護を取り巻く受給者バッシング――“ナマポ”生保は悪か!? - 日刊サイゾー
    Nean
    Nean 2012/04/15
    いくつか誤認があるように思うけれど。
  • 「漫画・アニメのせいで子どもが犯される」「文章も禁止」過激発言満載の児ポ法規制推進派院内集会

    2月14日、衆議院第一議員会館で院内集会「国際エクパット事務局長来日 今こそグローバルスタンダードへ! 児童買春・児童ポルノ禁止法(以下、児ポ法)の改正に向けて」がECPAT/ストップ子ども買春の会(以下、エクパット)の主催で開催された。エクパットの院内集会は、昨年の6月以来のことだ。 この日の集会は、撮影・録音・Twitter禁止、パソコンの使用も禁止というものものしい雰囲気で始まった。冒頭あいさつに立った、エクパット代表の宮潤子氏は「ぜひとも今国会で改正を行い、子どもたちを残虐な虐待・性暴力から守る法律にしてもらうことを願っている。今一度、全部の政党が子どものために立ち上がってくれればと心から願います。この20年間、ひとつ進歩したことはNGOだけでなく、行政とNGO、ザ・ボディショップのような民間セクター、この問題を改善しようと思っている日旅行業協会、インターネット協会、そしてスウ

    「漫画・アニメのせいで子どもが犯される」「文章も禁止」過激発言満載の児ポ法規制推進派院内集会
    Nean
    Nean 2012/02/16
    《子どもの性的行為への関与を助長する、あるいは描写する音声や文章は、犯罪とされるべき》……源氏物語もおしまいだな。
  • 橋下徹大阪市長の懐刀・中田宏前横浜市長を現役横浜市議が実名告発!(後編)

    ■前編はこちらから 自身のスキャンダル報道の真相と地方政治の実態を記した前横浜市長・中田宏氏の著書『政治家の殺し方』(幻冬舎刊)。市長在任中から中田氏を追及してきた太田正孝市議は、同書の内容について「すべてがゴマカシ」と憤る。前編ではスキャンダル報道の”当の真相”について語ったが、後編に当たる今回は虚飾に彩られた疑惑まみれの中田市政の実相を明らかにする。 ――中田氏は、横浜市長時代に行革で約1兆円もの負債と市職員6,000人の削減を実現したと同書の中で触れていますし、自身も至るところで吹聴しています。今回、大阪市の区政改革のまとめ役に就任するのも、そうした実績を橋下市長が評価してのことだと思うのですが……。 太田 市職員6,000人の削減といっても、定年退職などに伴う自然減と、多くは外郭団体に職員を移しただけで実態は何も変わっていない。別に行革の成果でもなんでもありませんよ。横浜市の借金

    橋下徹大阪市長の懐刀・中田宏前横浜市長を現役横浜市議が実名告発!(後編)
    Nean
    Nean 2012/01/14
  • 橋下徹大阪市長の懐刀・中田宏横浜前市長を現役横浜市議が実名告発!(前編)

    橋下徹・大阪市長の肝いりで、大阪市の区政改革のまとめ役に就任することになった前横浜市長の中田宏氏だが、昨年出版した著書『政治家の殺し方』(幻冬舎刊)が話題を呼んでいる。同書は、中田氏が週刊誌の捏造スキャンダルによって「ハレンチ市長」とレッテルを貼られ追い詰められていく過程と、魑魅魍魎が跋扈(ばっこ)する面妖な地方政治の実態を克明に記したものだ。だが、同書の内容に「すべてがゴマカシ、このこそ捏造だ!」と反論するのが、横浜市議の太田正孝氏だ。太田氏は、中田氏が市長在任中から市政について市議会で徹底追及してきた市議の1人。そんな太田市議に話を聞いた。 ――同書を一読された感想を聞かせてください。 太田正孝氏(以下、太田) もう、すべてがゴマカシの一言に尽きますね。横浜での失政のほとぼりが冷めたと思って、自分を正当化するためにこんなを書いたのでしょうが、ウソばかりの内容です。 ――中田氏といえ

    橋下徹大阪市長の懐刀・中田宏横浜前市長を現役横浜市議が実名告発!(前編)
    Nean
    Nean 2012/01/14
  • 「ビジネス書籍も氷河期時代に……」老舗出版社にも倒産ラッシュか?

    長引く不況に加えて既存媒体の企画力低迷、インターネットの普及とウェブサイトの充実などいくつもの要因によって、出版界は未曾有の危機に直面している。例えば、不況に比較的強いといわれてきたアダルト系などをみると、かなり深刻な状況になっている。雑誌の廃刊や出版社の倒産・廃業も立て続けに起きており、2007年9月の桃園書房の破産や10年9月に行われた東京三世社の任意整理による廃業などは記憶に新しい。また、今年になってからも1984年創刊の『ザ・ベストmagazine』(KKベストセラーズ)が今年になって休刊するなど、状況はますます厳しさを増しているようだ。 その一方、やはり手堅いとみられ続けてきたビジネス関係も、没落の一途をたどっている。 ビジネス書籍の最近のヒット作といえば、ダイヤモンド社刊『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(通称「もしドラ」)が挙げられる。

    「ビジネス書籍も氷河期時代に……」老舗出版社にも倒産ラッシュか?
    Nean
    Nean 2011/11/29
  • 柄谷行人、雨宮処凛らが緊急記者会見! 反原発デモで警察官が暴行!?

    「デモでは、撮影しているのが警察官だとは知らず、カメラに向かって楽しそうにピースサインする若い参加者もいましたよ」 作家・雨宮処凛の言葉に、国内外の記者で埋まった会場が笑いに包まれた。 9月29日15時、東京・有楽町の日外国特派員協会で、反原発とデモの自由を訴える「『デモと広場の自由』のための共同声明」を発表する記者会見が行われた。壇上には雨宮氏の他に、起草者である柄谷行人(文芸評論家)、鵜飼哲(一橋大学教授)、小熊英二(慶応義塾大学教授)という、日のアカデミズムを代表するメンバーが顔を揃えた。 この声明の内容は、東日大震災による福島第一原発事故が、すでに片づいたかのようにふるまう政府や経産省、東京電力の姿勢に加え、反原発デモを妨害する警察と、それを報じないマスメディアの姿勢に抗議するというものだ。 会見の冒頭、柄谷氏が声明を紹介するなかで、6月~9月に行われた「原発やめろデモ」に自

    柄谷行人、雨宮処凛らが緊急記者会見! 反原発デモで警察官が暴行!?
  • オリンパス敗訴で明らかになった女弁護士のブラック過ぎる手口

    「人事部の人間からしつこく『産業医に診てもらえ』と異常なまでに強要され、最後にはストーカーのように追いかけまわされたんです!」 精密機械大手のオリンパス(東京都新宿区)の社員Hさんが、上司の非合法行為を内部通報したために配置転換されたと訴えた裁判で8月31日、東京高裁がオリンパス社の配置転換を無効とし、同社の行為は違法として220万円の損害賠償を命じた事件。判決後の会見でHさんが発した冒頭のコメントに、会場にいた支援者のひとりがこう続けた。 「オリンパスは産業医を使ってHさんを精神異常者に仕立て上げようとしたんですよ。手口がブラック過ぎます!」 意味深な発言にざわめく会見場。今回の判決で浮かび上がった大手法律事務所のブラック過ぎる手口とは何なのか。 すでに多くのメディアが報じている通り、今回のオリンパス敗訴の判決は多くの企業に導入されている「内部通報制度」のあり方に警鐘を鳴らした。と同時に

    オリンパス敗訴で明らかになった女弁護士のブラック過ぎる手口
    Nean
    Nean 2011/09/15
    こわいのぉ。
  • 「原発周辺は宝の山?」商機を求めて”放射線を吸収する菌”に群がる東電関係者たち

    東京電力とも密接な関係にある原子力関連組織の有志研究チームが「放射線を吸収する菌」の格研究に乗り出したことが分かった。 この菌は3年ほど前、チェルノブイリ原発事故での放射線研究の一環で発見されたもので、原子炉の壁から採取されたところ、放射線を吸収して成長していることが判明。「まるで”放射線をべる菌”だ」と世界的な話題となっていた。 これを日でも研究に乗り出すというわけだが、福島の原発事故にも何か有益な部分があるというのだろうか。 「現時点では答えはノーです」 あっさり否定したのは研究チームの関係者だ。 「吸収するといっても放射線を減らす力を持っているわけではないので、直接的な放射線対策にはなりません。ただ、いろいろな点で応用ができるので、いずれにせよ放射能関係で役立つ可能性を秘めています。詳しくは語れませんが、我々の着眼した研究には多額の出資をするというベンチャー企業も名乗りを上げて

    「原発周辺は宝の山?」商機を求めて”放射線を吸収する菌”に群がる東電関係者たち
  • 田原総一朗が「震災報道」に見た既存メディアの問題点と可能性とは【2】

    ■【1】はこちらから 浮島さとし(以下、浮島) 取材力の話に関連するのですが、警察情報を記者が記事にする場合、被疑者が警察に拘束されていると、情報の裏を取るのが非常に難しい。結果、警察が言っていることをそのまま書くしかない。それがパターン化しているという現状があります。 田原総一朗(以下、田原) もともとマスコミってのは、取材源に対して立場が弱いんですよ。典型的なのが、今言った警察や検察に対して。例えば今、ホリエモンが逮捕されたとしますよね。検察は堀江さんを有罪にしたいから、いかに彼が悪人で汚い人間かという情報を一方的にリークする。身柄は当局に拘束されているから裏が取れない。なので、メディアは取材をせずに、リーク情報をそのまま世にはんらんさせ、それで世論が形成される。 浮島 検察が意図した通りに世論が作られる。あるいは、検察に批判的な記事を書く記者は(記者)クラブに出入り禁止とか。 田原 

    田原総一朗が「震災報道」に見た既存メディアの問題点と可能性とは【2】
    Nean
    Nean 2011/05/02
    《田原 郷原氏を今後も番組に出すのであれば朝日の司法記者を出入り禁止にすると、検察からそう言ってきたという話は聞いています》。
  • 自粛ムードに性と生の熱気を吹き込むエロスの原点が結集した「昭和エロ劇画クロニカル」

    表現の規制をめぐり、暗い話題が続くエロマンガ業界。その陰とした空気を吹き飛ばすがごとく、熱気あふれる展覧会が銀座・ヴァニラ画廊で開催されている。 「昭和エロ劇画クロニカル『1970年代を疾走した愛と夢』」と題されたこの展覧会は、70年代に巻き起こった、いわゆる”三流エロ劇画ブーム”をけん引した劇画家たちの生原稿が壁一面に並べられている。 そもそも”三流エロ劇画ブーム”とは、70年代中期に勃興した一大ムーブメントだ。このブームの勢いはすさまじく、一時には月に50~60誌余りが発行、そこに増刊・別冊などの枠を加えると実に100誌余りが毎月発行されていたのだ。ネガティブに言えば、粗製乱造だ。しかし、そこには「エロがあれば、あとはなんでもアリ」という自由があった。どんな前衛的な作品だろうが、難解なストーリーだろうが、エロがあれば自由なのである。そこに、血気盛んな若い編集者や劇画家たちが飛び付かな

    自粛ムードに性と生の熱気を吹き込むエロスの原点が結集した「昭和エロ劇画クロニカル」
  • 動物愛護は金になる!? 動物福祉協会幹部が不正で辞任(前編)

    八百長騒動で日相撲協会が公益法人の資質を問われている中、70年近い歴史を持つ別の法人団体が不明朗な会計で大揺れに揺れている。団体名は「(社)日動物福祉協会」(部:東京都品川区)。このほど、一部の幹部による協会資金の不正流用が発覚し、監督する神戸市が関係者に対して立ち入り調査をするなどの騒動が起こっているのだ。 協会資金を不正に着服していたのは、同協会前阪神支部長のN島氏。2008年には、同協会の推薦により環境大臣表彰を授章している。すでに支部長を辞任しているN島氏だが、0その理由は「一身上の理由」とされている。だが、事情を知る会員のAさんは次のように語る。 「N島さんは、顧問獣医師のK原氏らと共謀して協会資金を不正流用してきました。その事実を知った一部の会員が神戸市や環境省へ電話とメールで内部告発をし、これにより他の会員にも問題の存在が広がり、N島さんは会にいられなくなったのです」

    動物愛護は金になる!? 動物福祉協会幹部が不正で辞任(前編)
    Nean
    Nean 2011/04/11
    なんとまぁ。
  • 現場放棄、東電批判を”自粛”……震災であぶり出される大手メディアの素顔

    伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ギョーカイの内部情報を拾い上げ、磨きをかけた秘話&提言。 福島第一原発事故以降、メディアの現場でもそのスタンスが問われかねない”事件”が起こっている。その最たるものが「週刊新潮」(新潮社/4月7日号)で報じられた共同通信福島支局の現場放棄事件だ。爆発事故をテレビで見た東京の社会部幹部が、福島支局員たちの県外退避を指示、一時、福島市にある共同の福島支局が不在になる異常事態となったというもの。「新潮」も「ニュースの担い手が真っ先に逃げたら、パニックを増長する」と苦言を呈した。 だが、これにはさらなるトンデモ後日談があった。 「退避後、共同上層部が『すぐに戻れ』と指示を撤回し、支局長以下支局員たちは福島に戻りました。この職場放棄事件はもちろん、福島の他テレビ・新聞社にも知れわたっていた。そのため、福島支局長は仕方なく記者クラブで関係者に謝っ

    現場放棄、東電批判を”自粛”……震災であぶり出される大手メディアの素顔
  • 「ずっとウソだったんだぜ!」アーティスト斉藤和義の原発批判ソングがYouTubeに

    アーティストの斉藤和義が原発批判ソングを歌う姿を収録した動画が投稿サイトYouTubeにアップされ、話題を呼んでいる。 この動画は、昨年4月に斉藤がリリースしたシングル「ずっと好きだった」(ビクターエンタテインメント)のメロディに乗せ、斉藤自身がギター一で弾き語りしたもの。歌詞の中で斉藤は「この国を歩けば原発が54基、教科書もCMも言ってたよ、安全です」「ずっとウソだったんだぜ、やっぱ、ばれてしまったな」「風に舞う放射能はもう止められない、何人が被曝すれば気がついてくれるの? この国の政府」などと歌い、国の原子力政策を痛烈に批判している。 この動画はアップ後、間もなく「ユーザーにより削除」されたものの、ネット上にはすぐにコピー動画が出回り、YouTube、ニコニコ動画など多くの動画サイトでアップされては斉藤所属のレコード会社「ビクターエンタテインメント」の申し出によって削除されるというイ

    「ずっとウソだったんだぜ!」アーティスト斉藤和義の原発批判ソングがYouTubeに
  • 「”あたしが時代よ”ってアイドルはオーラが全然違う」 篠山紀信が明かすアノ人の素顔

    で最も有名な写真家、篠山紀信。手掛けた写真集は300冊以上。かつて「GORO」(小学館)の連載が生んだ「激写」は流行語となり、宮沢りえのヌード写真集『Santa Fe』(朝日出版社)は社会現象に。そして現在も有名雑誌の表紙を多数手掛ける一方で、新しい切り口のヌード写真を発表し続ける。 半世紀に渡り第一線でシャッターを切り続けた篠山氏が撮影秘話を綴ったエッセー集、『元気な時代、それは山口百恵です 31日間の現在写真論』(講談社)が発売となった。このの話を聞くため、カメラマンと共に人の事務所を訪れると、そこにいたのは「写真撮られるの好きじゃないんだよね~。撮りゃあお金もらえるけど、撮られたってお金もらえないじゃない(笑)」などと冗談を言ってはククッと笑い、子どものようにくるくると表情を変えながら語る、お茶目な70歳の写真家だった。 ――現在、毎週・毎月のレギュラーのお仕事って、何くら

    「”あたしが時代よ”ってアイドルはオーラが全然違う」 篠山紀信が明かすアノ人の素顔
    Nean
    Nean 2011/03/27
    《これだけは、亡くなる前に発表したから。未発表の写真は、遺族を慮って出してないんですけど、当人の意思を思えばいつか出さないと、とは思ってます》、三島由紀夫の。
  • エロじじいたちが赤裸々に告白『性生活報告アーカイブ』文庫創刊!

    シリーズ創刊とともに話題を呼んでいる『昭和 の「性生活報告」アーカイブ』。櫻木編集長 いわく、「ぜひ若い女性にも読んでほしい」 とのこと。 「お年寄りがこんなにお盛んだとは知らなかったって? それは分かってないんじゃないですか」 そう笑いながら言ってのけたのは、マガジン・マガジン相談役・櫻木徹郎氏だ。日初のビジュアル系SM専門誌「SMセレクト」(東京三世社)に携わった後、元祖兄貴系ゲイ雑誌「さぶ」、栗薫(中島梓名義)や竹宮恵子らも創刊から参加した元祖耽美派ボーイズラブ雑誌「JUNE」。そしてサブカル系コラムが話題を呼んだエロ雑誌「マガジン・ウォー」(ともにサン出版)などの編集長を歴任してきた伝説的編集者、リヴィング・レジェンドである。 その櫻木氏が現在手掛けているのが、サン出版より毎月2冊のペースで刊行されているSUNロマン文庫『昭和の「性生活報告」アーカイブ』シリーズである。 同シリ

    エロじじいたちが赤裸々に告白『性生活報告アーカイブ』文庫創刊!
    Nean
    Nean 2011/03/27
  • ディズニーリゾート「大きな損傷なし」は事実か 大手マスコミが伝えない首都圏の震災被害

    猛烈な津波が押し寄せ、死亡・行方不明者が2万人を超えるなど最悪の惨事となった東日大震災。被災地帯の真ん中に当たる福島原発は次々と破壊され、空中に飛び散った多量の放射性物質が関東地方を襲うのではないか――大手マスコミはそんな懸念を伝え、都会に住む人々の不安を煽っている。 だが、震災の「揺れ」そのものが、首都圏にもたらした被災状況は意外と伝わっていない。たとえば、東京と千葉の都県境にある巨大な埋め立て地を抱える浦安も深刻な事態に見舞われ、あの東京ディズニーリゾートの営業再開の見通しが全く立っていないという。 「震災発生当初、津波をかぶったわけでもないのに、ディズニーリゾートの駐車場が水浸しになっている映像が一時テレビで流れました。埋め立て地特有の『液状化』を起こしたんです」(地元記者) このニュースは、その後、震災報道が東北地方に集中したせいでほとんど伝わっていないが、ディズニーリゾートがあ

    ディズニーリゾート「大きな損傷なし」は事実か 大手マスコミが伝えない首都圏の震災被害