謎が解けた - 北斗柄の占いについて思うこと
パッケージスカム Facebookで以前から謎だったのが、たまに米軍のオネーサンから友達申請が来ることだった。当人のページに行くと確かに軍服姿のちょっと美人なオネーサンの写真が置いてある。どうせ何か『詐欺』の類だろうと考えていたので、そういう申請は削除してきた。ところが『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 完全版』に、その『詐欺』の具体的な手口が書いてあった。 米軍のオネーサンと友達になってしばらくすると「空爆後に調査を行っていたら、持ち主不明の金塊を見つけた。部隊のメンバーで山分けした。換金したいので手伝って欲しい。金塊の入った荷物を送るから、送料と通関料を立て替えて欲しい」みたいな連絡が来るのだそうな。で、送料と通関料を騙し取られるということらしい。割と標準化された手口のようで『パッケージスカム』という名前が付いてるらしい。 Facebookは他にも、アラブの銀行家と友達になったら「
興味のある人いませんか - 北斗柄の占いについて思うこと
占星術手帳 以前、六壬を教えていた生徒さんが1年間の星の巡りから毎月の運勢を解説した『占星術手帳*1』というのを作っていて、計算が大変だといっていたので「私がプログラム作るから、あなたはリーディングに集中しなさい」と言ってSwissEphemerisを使う自作のライブラリとExcelの組み合わせで計算するプログラムを作った。こんな感じで出力する。 占星術手帳出力内容は、 太陽回帰の日時 月回帰の日時 朔弦望となる日時（蝕の有無の判定付） 各惑星の留の日時（留がネイタルでどのハウスで起こるのかも） 各惑星の入宮日時 ネイタルの各惑星とトランシットの惑星が合となる日時 となっている。私が死蔵したままなのもちょっと勿体無いので、オープンにしてみることにした。 詳細な行運の計算には便利かと思います。興味のある方は、下記から御一報下さい。 hokuto@the-fortuneteller.com *
こういうのを世間じゃ『魔女』とよぶのか - 北斗柄の占いについて思うこと
こんな記事があった twitterのTLに『「私」が「魔女」になるまで ―「占い／おまじない」の役割とその変容』についてのtweetが流れてきた。で、元記事を読みに行ったわけだ。日本でのスピ系の流れの分析の後にこんなことが書いてあった。 ただし、今日の「占い／おまじない」においても、相変わらず美しさや優しさといった「女性らしさ」が強調されていることには注意しておきたい。現代の「魔女」たちが始めた「占い／おまじない」からは、ジェンダーやセクシュアリティーに関わる支配的抑圧的な価値観を疑い、これを攪乱しようとする、大きな流れはまだ見えてこないのである。 少なくとも引用中の『魔女』ってヘイズ中村さんのような『本格派』じゃないよね。 魔法・魔術との出会い 魔女とは？ 居皆亭（いるみなてい）Vol.26 ヘイズ中村 2/6 ↑の12分10秒辺りから『魔女』、『魔法使い』での性差の話が出てくる。西洋近
星新一著『きまぐれ体験紀行』 - 北斗柄の占いについて思うこと
星新一が体験した四柱推命と鉄板神数 1985年に角川文庫から星新一の『きまぐれ体験紀行』の初版が出版されている。星新一が体験した海外旅行の紀行文を集めたもので、その中に『香港・台湾占い旅行』という一節がある。これは「文芸春秋デラックス」誌が企画した、香港と台湾で四柱推命を中心に占いを体験してみるツアーに星新一が乗っかって、その体験談を書いたものだ。 その中に香港で『鉄板神数』で占ってもらう話が出てくる。占ったのは阮雲山先生で「 鉄板神数掌紋哲学名家」を名乗っていたそうだ。星新一も鉄板神数の前に手相を見てもらっている。鉄板神数の鉄板というのは『ソロバン』のことで、阮雲山先生も星新一の生年月日時を基に、いくつか質問しながら、それへのYes/Noでソロバンを弾いて計算を進めている。星新一は飛行機の時間もあってショートカットのための質問に答えている。鉄板神数では1刻2時間を更に8分割して、そこから
八幡藪不知探訪 - 北斗柄の占いについて思うこと
街中にある不思議なエリア 以前から中国に旅行するなら、魚腹浦に現存すると伝えられている、武侯石陣図を訪ねてみたいと考えていたが、日本にも石陣図と同じように、迷い込むと脱出できないとされているエリアがあることを思い出した。八幡藪不知（やわたのやぶしらず）である。少年チャンピオン連載のUKキングダム*1に出ていたので思い出した。 八幡藪不知は将門伝説と関連して語られることが多いようで、八門遁甲と関連した伝説も伝わっている。なんでも、将門と戦った平貞盛が、将門の父親の良将の墓所である藪不知に、八門の死門を使った仕掛けを施して、将門を滅ぼそうとしたということらしい。 一方で平将門には、6人の影武者がいたとか、数字の7にまつわる伝説があり、北斗七星との関連もある。そこで、藪不知を探訪するにあたって、奇門遁甲の中で北斗七星と関連の深い天三門地四戸法*2を使って、探訪の日時を決めた。雨水に入ってすぐの己
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