先日Facebookが「超いいね!」や「悲しいね」といった5種類のリアクションボタンを実装したが、これに対しベルギー警察が「プライバシーを保護したい場合はこれらを押すな」との警告を行ったそうだ(INDEPENDENT、Slashdot)。 ベルギー警察は、これらのボタンをFacebookは広告に利用していると主張している。具体的には、ボタンを押したときの人間の感情、気分が良いか悪いかといったデータを集めて、それに合わせて広告などを表示させているという。広告はユーザーが興味を持っていると思われる内容を元にして表示されるが、その表示タイミングは重要だ。そこでFacebookは、リアクションボタンからユーザー精神状態を分析しているのだという。気分のいいときに適切な広告を表示させることにより、広告効果を高めていると言うことらしい。