「肺機能、意識状態が低下」=寛仁さま容体で皇室医務主管−彬子さま予定早め帰国へ 「肺機能、意識状態が低下」=寛仁さま容体で皇室医務主管−彬子さま予定早め帰国へ 顎のがん手術などのため東京都内の病院に入院中の三笠宮家の寛仁さま(66)について、宮内庁の名川弘一皇室医務主管は5日深夜、「かなりの部分に肺炎があり、呼吸機能が低下している。意識状態も低下している」と発表した。肝機能、腎機能の低下も進んでいるとしている。 同庁の山本信一郎次長は同日午後の定例会見で、「1日午後に口内から出血があったが、適切な処置を行い、現在は体調の安定に努めている」と述べた。 一方、5月30日からドイツ、ポーランドを訪問していた長女彬子さま(30)は予定を2日早めて5日午後、ワルシャワを出発し、6日朝に帰国する。山本次長は「寛仁さまの体調を案じ、(国際シンポジウムでの)発表も終えられたため」と説明している。(20