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ブックマーク / kenmogi.cocolog-nifty.com (4)

  • 茂木健一郎 クオリア日記: 表現者はいいわけをしてはいけない

    しばらく前に、京都大学の 学園祭での私の講演を聞かれた方から、 「表現者はいいわけをしてはいけない」 という言葉の意味について ご質問をいただいた。 これには二重の意味がある。 一つは表現者の側から見た場合、 もう一つは、鑑賞者の側から見た場合である。 表現者にとってみれば、 作品というものは一度自分の手を 離れれば勝手に流通していって しまう。 自分のコントロール不可能な 領域に入っていってしまう。 その拡散の全ての局面に、 付き添っていっていちいち説明 することはできない。 「当は、こういう意味だったんです」 「あなたのその意見は誤解です」 などと、補ったり、修正したり することは、表現者としての分に反する。 どんなにひどい曲解をされても、 真意をつかんでくれなくても、 我慢しなければならない。 自分の表現がまだ拙いから わかってもらえなかったのだと、 修練による向上を志向しなけれ

    Nean
    Nean 2007/12/01
    でも、例の往復書簡の返事がないことの言い訳は見てみたいものです。
  • 茂木健一郎 クオリア日記: 秋元雄史 東京芸術大学講義

    秋元雄史 東京芸術大学講義 「家プロジェクトから地中美術館へ」 2005.7.14. 東京芸術大学 美術学部 中央棟 第3講義室 音声ファイル (MP3、32.8MB、72分) http://www.qualia.csl.sony.co.jp/person/kenmogi/geidai2005/akimotogeidai20050714.MP3

  • 茂木健一郎 クオリア日記: あすへの話題 脳ブームが映すもの

    あすへの話題 脳ブームが映すもの 茂木健一郎 脳に対する一般の関心が高まっている。この「脳ブーム」の背景には、最近の社会情勢の変化があると私は考える。 コンピュータやインターネットなど、人間を取り囲む情報環境は激変した。それに伴って、社会の中で要求される能力も変化している。 従来の能力観、知性観が役に立たなくなってきているのである。そんな時代の流れの中で、自分の脳を、どのように使ったら良いのか判らない。そのような漠然とした不安が、人々の脳への関心を高めている。 産業革命以降、事務処理を正確にこなすことのできるホワイトカラーが評価されてきた。しかし、定型的なデータ処理ならば、今やコンピュータが迅速にやってくれる。いつの世でも、稀少な財がマーケットで評価される。コンピュータにはまねの出来ない人間の能力が求められる。すなわち、他者とコミュニケーションする能力と、新しいものを生み出す創造性である。

  • 茂木健一郎 クオリア日記: テレビゲームは本当に脳に悪いのか?

    ヨミウリウィークリー 2004年12月12日号 茂木健一郎 「脳の中の人生」 第31回 テレビゲーム当に脳に悪いのか? 脳についての一般の関心はますます高まってきているようである。私も、脳についての講演会をさせていただく機会が多くなった。 質疑応答になった時に、毎回のように出るのが、「ゲームは脳に悪いのでしょうか」という質問である。「ゲーム脳」に関する何冊かのがきっかけとなって、不安に思う方が多くなったらしい。 確実に言えることは、特に子供時代にゲームばかりやっているのは良くないということである。身体を動かしたり、を読んだりするといった活動をまんべんなくやって、初めて健全な脳が育つ。ゲームにしろ何にしろ、一つのことだけやると、脳の発達が偏ってしまう。 では、ゲームをやること自体が脳に悪いのかと言えば、そんなに簡単に結論できる話ではない。 アメリカには、ゲームをやることによって視覚情

    Nean
    Nean 2005/03/01
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