10.2.17 1 伊勢田哲治 "seda@bun.kyoto u.ac.jp + 問題設定 + 疑似科学とは + 四つの事例 + 疑似科学に関する倫理問題 + 専門職倫理としての科学者倫理 + 専門職倫理の観点から疑似科学問題につい て考える + ディ=ジョージ風の疑似科学批判要件 2 + 疑似科学的言説について科学者は – 何をするべきか – 何をしてもよいか – 何をしてはならないか 3 + 科学のようで科学でないもの – 科学のよう→ 自分たちのやっていることは科学 だと主張している、用語やプレゼンテーションの仕 方に科学の装いをまとっている – 科学でない→科学者たちによって科学と認めら
社会学理論の進化的視点からの拡充をめぐって 伊勢田哲治(名古屋大学) 提題要旨 長谷川氏や内井氏の発表にも明らかなように、近年の動物行動学の発展は、 人間の社会について、進化論生物学の知見がこれまで考えられていた以上に 適用可能である可能性を示唆しはじめている。本発表では、今後社会科学、 とりわけ社会学の理論や方法がこの動きによってどう変わって行きうるかを 考えてみたい。ただし、このような「可能性」を問題とする場合気をつけなく てはいけないのは、社会科学者たち自身の問題関心を無視して、「社会科学は こうあるべきだ」と勝手なプログラムをおしつけてしまわないようにすることで ある。 近年社会学の理論は非常な多様化を示しており、相互に両立不能な理論を同じ 社会学者が場面によって使いわけることもあるようである。この多様化を社会学 が科学として成熟できない理由として挙げる社会学者もいれば、社会学者の
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