「維新の『教育改革』は自治体の街づくりを否定」と維新の市長が指摘 消えゆく大阪の府立高校 「ダメなところは退場を」の方針で進んだ10年で17校が廃校に 地域にとっての“最後のとりで”の行方は 2022年11月18日 この記事の画像(10枚) 3年連続の定員割れなどで、府立高校を廃校対象にするという「大阪府立学校条例」により、10年で17校が廃校へ。当時の橋下大阪府知事が「教育改革」として推し進めた改革の真価が、今再び問われている。 11月8日、大阪府教育委員会は、4年連続定員割れとなっている大阪市の平野高校、東大阪市のかわち野高校、堺市の美原高校の府立高校3校の入学者の募集を、2024年度で停止することを教育委員会会議で決定した。 3校はそれぞれ近くの高校に統合し、授業の特色などを継承する。 ■教職員団体が廃校に「待った」 約1万人分の反対署名 会議の前日、大阪の教職員たちで作る団体は、3