浅草酒膳一文名代 江戸ねぎま鍋のこだわりをご紹介します。 江戸ねぎま鍋について 江戸時代、庶民の間で食べられていた江戸ねぎま鍋。 千住ねぎと、まぐろトロが主役。 昔はまぐろを醤油漬けにして保存していたため、赤身が重宝していた。 脂が多いトロの部分は保存に適さない為、捨てられていたそうです。 そのトロを何とか捨てずに料理に出来ないかと考えだされたのが江戸ねぎま鍋。 食べ過ぎるとしつこいトロも、お鍋に入れると脂がすっと抜け、お出汁に溶け、その旨味がネギにからみ、ネギもまた美味しくなる、そんな鍋です。 ねぎま鍋の食材 千住ねぎ 江戸東京野菜の「千住葱」。浅草の近く千住に日本で唯一長葱のみを扱う市場があります。 この千住市場に毎朝、自分の畑で収穫されたもっとも良い長葱だけを各農家が運んできます。その葱を「葱商(代々200年)」なる人物と市場の三者が認めて初めて「千住葱」と呼ばれます。では、なぜこの