コートジボワール・ファカハの工房で綿布に彩色を施すアーティスト(2019年1月24日撮影)。(c)SIA KAMBOU / AFP 【5月10日 AFP】仮面をつけた人物や動物を描いた布で有名なコートジボワールのファカハ(Fakaha)は、パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)が訪れたとうわさされている小さな村だ。 60代の村の住民、ソロ・ナバギ(Soro Navaghi)さんは、この真偽をめぐる論争に決着をつける意気込みで「絶対確かだ。彼はここに来た。私は見た」と主張する。 観光案内のパンフレットやインターネットには、経済の中心都市アビジャン(Abidjan)から約650キロ離れた遠い北部のこの村にピカソが訪れたとの話があふれている。フランスの旅行ガイド「プティフュテ(Petit Fute)」はファカハについて、セヌホ(Senufo)人が絵を描いた手紡ぎ木綿の布で「世界的に有名な地