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ReVIEWとhistoryに関するNeanのブックマーク (7)

  • 『〈美しい本〉の文化誌:装幀百十年の系譜』読売新聞書評 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    臼田捷治 (2020年4月17日刊行,Book&Design,東京, 16 color plates + 318 pp., 体価格3,000円, ISBN:978-4-909718-03-7 → 目次|版元ページ) 読売新聞大評が公開された:三中信宏「紙のに秘められた力 —— <美しい>の文化誌 臼田捷治著」(2020年7月5日掲載|2020年7月13日公開). 紙のに秘められた力 よい装幀は“紙の”に秘められたかぎりない可能性を解き放つ。数年前、神田錦町にある竹尾見店で〈系統樹の森〉展と銘打ったイベントを開催したことがある。グラフィックデザイナー杉浦康平氏の監修のもとで実現したこの展示で、アートディレクションの威力とともに、紙のもつ将来性と最先端の印刷技術に評者は目を見張った。 書には、明治から現代にいたる一世紀半に日で出版された〈美しい紙の〉が計350冊もリストア

    『〈美しい本〉の文化誌:装幀百十年の系譜』読売新聞書評 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek
  • 『SS先史遺産研究所アーネンエルベ:ナチスのアーリア帝国構想と狂気の学術』読売新聞書評 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    ミヒャエル・H・カーター[森貴史監訳|北原博・溝井裕一・横道誠・舩津景子・福永耕人訳] (2020年2月29日刊行,ヒカルランド,東京, 797 pp., 体価格9,000円, ISBN:978-4-86471-827-1 → 目次|版元ページ) 読売新聞大評が公開された:三中信宏「ナチスを支えた科学者 —— SS先史遺産研究所アーネンエルベ」(2020年5月3日掲載|2020年5月11日公開)※書は厚さ800ページで9000円.挑戦的な価格設定ではあるがけっして高くはないだろう. ナチスを支えた科学者 書を手に取ったのは何かの因縁だろう。以前、第二次世界大戦中の進化生物学について調べる機会があったとき、英語圏とほぼ同じ1940年代にドイツ語圏での進化理論の総合を成し遂げた中心人物である人類学者ゲルハルト・ヘーベラーやアーリア人種の優越性を実証しようとした植物遺伝学者ハインツ・ブリュ

    『SS先史遺産研究所アーネンエルベ:ナチスのアーリア帝国構想と狂気の学術』読売新聞書評 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek
  • シュペーア『第三帝国の神殿にて/ナチス軍需相の証言』:これほど我田引水の自分だけいい子チャン回想録があるとは愕然。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    Executive Summary ナチス軍需相アルベルト・シュペーアの回想記『第三帝国の神殿にて/ナチス軍需相の証言』は、前半のヒトラーの建築/ベルリン計画マニアぶりなどおもしろいところもあるが、その後はひたすら、自分が常に正しく冷静で状況を把握し合理的に考え、他のバカどもを蹴散らしてすべて自分だけが正しいことを勇敢にヒトラーにも進言し、しかもホロコーストについては一切知りませんでした、という我田引水で自分一人をいい子チャンに描こうとする作為があまりに露骨。みんながこれを真に受けたのが信じがたい。その後、このいわゆるシュペーア神話はほぼ完全に否定されていて、彼もホロコーストの中心人物だったことが明らかになっている。 文 第三帝国の神殿にて〈上〉ナチス軍需相の証言 (中公文庫―BIBLIO20世紀) 作者:アルベルト シュペーア中央公論新社Amazon トゥーズ『ナチス 破壊の経済』を訳

    シュペーア『第三帝国の神殿にて/ナチス軍需相の証言』:これほど我田引水の自分だけいい子チャン回想録があるとは愕然。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • 「新型コロナ 読書対談(上・下)」読売新聞 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    読売新聞「新型コロナ 読書対談<上> 進化生物学者 三中信宏さん ×政治学者 苅部直さん」(2020年4月12日) 読売新聞「新型コロナ 読書対談<下> 進化生物学者 三中信宏さん ×政治学者 苅部直さん」(2020年4月19日) 読書委員による新型コロナウィルス読書案内.対談者がふたりともマスク姿で撮られるとは前代未聞なり.ワタクシがこの対談(前編)で取り上げた一冊目は,パンデミックの古典:リチャード・プレストン[高見浩訳]『ホット・ゾーン(上・下)』(1994年,飛鳥新社).全世界に蔓延したエボラ出血熱との息詰まる攻防戦は,パンデミックが繰り返し人間社会に襲来したエピソードのひとつ.二冊目は緊急重版された:アルフレッド・W・クロスビー[西村秀一訳]『史上最悪のインフルエンザ:忘れられたパンデミック』(2004年1月16日刊行,みすず書房,東京, 420 + lv pp., 体価格3

    「新型コロナ 読書対談(上・下)」読売新聞 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek
  • 高橋健太郎さんによる『音響メディア史』批評。

    批判論点:中村とうよう、油井正一クラスの人だって聴けてなかったものが、今は何千曲と聴ける。サウンドに触れない、マシーンにも触れない、過去の研究書などを引いて、そのパッチワークで歴史を俯瞰する音響メディア史論 目次: 1.『音響メディア史』批判(1)(Page-1) 2.『音響メディア史』批判(2)(Page-1) 3.とうようずチルドレンとして・エンジニアとして(Page-1) 続きを読む

    高橋健太郎さんによる『音響メディア史』批評。
  • 「江戸日本の転換点」書評 列島改造!! 成長の限界に直面|好書好日

    江戸日の転換点 水田の激増は何をもたらしたか (NHKブックス) 著者:武井 弘一 出版社:NHK出版 ジャンル:新書・選書・ブックレット 江戸日の転換点―水田の激増は何をもたらしたか [著] 武井弘一 明治以後、江戸時代の社会は、概して否定的に見られてきた。それが参照すべきものとして見られるようになったのは、むしろ近年である。それは、戦後日で、「日列島改造」と呼ばれた経済の高度成長があったあと、成長の停滞とともに、環境問題など、さまざまな矛盾が露呈してきたことと関連している。そのため、江戸時代に、低成長で持続可能な経済のモデルが見いだされるようになった。 書が覆すのは、江戸時代にそのように静的な社会があったという見方である。実は、17世紀に日中で、新田開発が進められた。見渡すかぎり広がるような水田の風景が生まれたのはこの時期である。それまで水田は主として山地にあった。これこそ

    「江戸日本の転換点」書評 列島改造!! 成長の限界に直面|好書好日
  • 幻の写本に隠された、とてつもない数学「解読!アルキメデス写本」

    古文書解読の緊張感とアルキメデスの解法のカタルシスを味わう一冊。 ボロボロの祈祷書に、アルキメデスの「C写」が隠されていた、という話。最新の画像解析技術により、幻の写の全貌が現れる。 この写、かなり数奇な運命をたどっている。970年ごろ羊皮紙に書かれ、1229年ごろリサイクルとして消され上書きされ、さらに削られた上に絵が描かれている。保存状態は劣悪でカビまみれ。言及されてないものの、「におい」も相当だろうね。 これを解読するんだ。X線画像化技術、古文書学、文献学、数学などの知識を総動員したチームが組まれる。あらゆるコネとツテをたどって、粒子加速器シンクロトロンを使ったスキャニングまで成し遂げている。 そのプロジェクト進捗が笑ってしまうほどリアルなんだ。つまり、カネと時間をいまくりで遅々として壁にぶつかって急展開で、不謹慎だが面白すぎる。また、プロジェクトマネジメントの真髄(専門家

    幻の写本に隠された、とてつもない数学「解読!アルキメデス写本」
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