IntelのCPUに新たな脆弱性が見つかった(窓の杜、ITmedia)。 Fill bufferと呼ばれるCPUのキャッシュメモリに権限分離が適用されず、特定の条件で任意のプロセスから読み出せるというもので、Microarchitectural Data Samplingと名付けられ、Zombieloadというニックネームが付けられた。発見者によれば2011年以降のIntel製プロセッサが影響を受ける。Intelによれば第8と第9世代Coreおよび第2世代のXeon Scalableプロセッサの一部ではハードウェアによる対策が行われており、それ以外のプロセッサにはマイクロコード更新による緩和策が提供される。 AppleのKB記事によれば、これらの脆弱性を緩和するためにmacOS Mojave、High Sierra、Sierraに追加された「full mitigation」機能を有効にする