![Google Print改めGoogle Book Search改めGoogle Booksが10年以上かかった法廷闘争に勝利しフェアユースと確定したのでこれまでの経緯についてまとめてみた](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/10878bd03cef741d8c68e83cdb376cc8614843bb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwildhawkfield.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2016%2F04%2FGoogle-Books.jpg)
(CNN) 米インターネット検索大手グーグルが進める書籍の電子化・検索プロジェクト「グーグル・ブックス」をめぐり、ニューヨークの連邦裁判所は14日、著作権を侵害されたとする米作家協会の訴えを退けた。 グーグルは2004年にグーグル・ブックスの取り組みを開始。これまでに2000万冊を超える本・雑誌が光学文字認識(OCR)技術を用いてスキャンされ、ネットからの検索が可能になった。 問題となったのは、著作権の切れていない書籍だ。グーグルは公正な利用(フェアユース)に当たるとして、著者や出版社にスキャンの許諾を求めず、使用料の支払いも申し出ていなかったため、出版業界や作家協会の反発を買っていた。 グーグル・ブックスでは著作権の切れた書籍は全文読むことも可能だが、著作権で保護される書籍はネット検索の場合と同様、検索語を含む一部分が表示されるだけだった。
米国スタンフォード大学のウェブサイトに、同大学の図書館員がGoogleブックス訴訟の和解案を認めなかった2011年3月22日の裁判所の決定に対して失望している、というニュース記事が掲載されています。図書館員の一人は、どのようにしてユニバーサルな図書館を作ればよいのか、どの程度の期間図書は著作権で保護されるべきなのか、どのようにして孤児作品(orphan works)にアクセスすればよいのか、といった難しい問題が残されたままであると指摘しています。Googleは既に同大学の図書館の蔵書約200万冊をスキャンしており、同大学は資料デジタル化のプロジェクトを継続していくとのことです。 Stanford librarians disappointed with ruling in Google case, but university plans to continue digitizing bo
Google’s ambition to create the world’s largest digital library and bookstore has run into the reality of a 300-year-old legal concept: copyright. The company’s plan to digitize every book ever published and make them widely available was derailed on Tuesday when a federal judge in New York rejected a sweeping $125 million legal settlement the company had worked out with groups representing author
書籍データの破棄求める意見書=グーグル訴訟和解案にペンクラブ 書籍データの破棄求める意見書=グーグル訴訟和解案にペンクラブ 米グーグル社の書籍検索サービスの書籍無断複製は著作権を侵害するとして、米出版社協会などが起こした訴訟の修正和解案について、日本ペンクラブは26日、同社が保有する日本の書籍データの破棄などを求める意見書をニューヨーク南地区連邦地裁に提出すると発表した。 修正和解案では、ネット上で全文検索できるサービスの対象から日本の書籍は除外された。しかし、意見書は(1)これまで日本の書籍を無断でデジタル複写してきたことへの謝罪と同データの削除(2)今後は複製しないことの確約(3)国内の著作権者がこの問題への対応に要した経費の補償−などを求めている。(2010/01/26-21:01)
「ゲド戦記」作家がThe Authors Guildを脱会、Google Book Search和解問題で理事会と対立か 【編集部記事】米Publishers Weekly誌によると、「ゲド戦記」など日本でもファンが多い世界的SF作家のUrsula Kroeber Le Guin氏が、米著作者団体The Authors Guildを脱会したとのこと。 記事によると、Le Guin氏はGoogle Book Search問題に関連してThe Authors Guildの理事会がGoogle社と和解する方針をとった事について不服だった模様で、「彼らは悪魔と取引した」とコメント。一方、Googleとの対決姿勢を明確にしているNational Writers UnionとScience Fiction and Fantasy Writers of Americaからは脱会しないとのこと。 この
●下記の「要請書」を10月28日、29日に送付等しました。 送付先は、Google、NY連邦地裁、Google日本、和解管理者、原告AAP代理人 和解案修正に関する要請書 2009年10月28日 出版流通対策協議会 会長 高須 次郎 東京都文京区本郷3-31-1 盛和ビル40B TEL 03-6279-7103/FAX 03-6279-7104 10月に予定されていた公開聴聞会は延期された。それに伴い、GoogleおよびGoogle和解原告団は、昨年提案された和解案を修正し、11月9日までに連邦地裁へ再提出する、との報道がなされている。 まず、GoogleおよびGoogle和解原告団は、連邦地裁に寄せられた意見に対して、真摯に検討し、和解案の修正に反映されるように、われわれは強く求める。 次に、われわれは、GoogleおよびGoogle和解原告団が和解案を修正するにあたって、以下の項目を要
米司法省は9月18日、Googleが出版社と交わした書籍検索サービスに関する和解案を承認するべきではないと、米連邦地裁に助言した。集団訴訟法、著作権法および独占禁止法上の懸念があるためという。 この和解案は、書籍を電子化して検索可能にするGoogleブック検索サービスをめぐり、出版社・作家の団体が起こした集団訴訟で提示されたもの。和解案は、Googleの米国の絶版書籍の電子化と商業利用を認めるというもので、独禁法やプライバシーの点で懸念があると指摘する声が上がっている。 「これらの懸念を解決するための当事者間の協議を続けるよう裁判所が奨励することが、最も公共の利益にかなう」と司法省は述べ、和解案の内容に関して、将来のライセンスに関する変更可能な条項への制限、国外の作家・出版社の懸念への対処、作家・出版社の共同価格設定メカニズムの排除などの変更を加えることを提案している。 連邦地裁は10月7
99の中小出版社で構成する出版社団体・出版流通対策協議会(流対協)は9月2日、会員企業など49社が、Googleブック検索和解案から離脱すると発表した。離脱を表明する文書を、米国南ニューヨーク地区連邦地裁あてに、8月28日付けで送付。「Googleが書籍を無断でスキャンした行為は著作権法違反であることは明白」と強く批判している。 文書には、Googleブック検索和解案の却下を求める旨もあわせて記載。和解案からの離脱表明の期限・9月4日に間に合うよう送った。賛同企業は現時点で76社に増えており、今後も賛同を呼び掛ける。追加の賛同企業からの文書は、和解案の承認を決める10日7日の公聴会までに、同地裁に改めて送る予定だ。 文書で流対協は、「Googleが商用目的で、著者や出版社に無断で書籍をスキャンする行為は日米の著作権法に違反している」などと指摘。「和解案は米国外の著作権者をまったく配慮してお
米グーグルが進めるデジタル化した書籍の全文検索サービスに対する米国での集団訴訟を巡り、日本ペンクラブは27日、阿刀田高会長や浅田次郎専務理事ら同クラブの有志20人が、「和解案がこのまま成立することは認められない」とする異議申し立てをすると発表した。文化庁によると、この訴訟で日本の有名作家がまとまって異議申し立てをするのは初めて。 阿刀田さんらが南ニューヨーク地区連邦地裁に送付する申立書では、日本の著作権者は米国より法的な立場が強いと、日米の著作権法の違いを指摘。米国法をもとにした和解案が成立すると、日本の出版ビジネスが脅かされ、著作権が侵害されると主張する。20人には辻井喬、吉岡忍、山田健太の各氏も含まれる。 阿刀田さんは会見で「グーグルという大きな力を前に、カマキリが鎌を構えるような勝ち目のない闘いかもしれない。でも、主張はしていかないといけない」と強調。外国のペンクラブとも連携し、
Googleが「Google Book Search」をめぐる訴訟で書籍の著作権保有者と和解したことに対し、新たな反対の声が上がっている。和解の当事者たちは「強引に和解案を押し通そうとしており、多くの著作権者は事態をまったく把握できなくなってしまうはずだ」というのが、その主張だ。 Googleの壮大な書籍デジタル化プロジェクトを非難する者は多いが、The New York Timesによると、Scott Gant氏も和解に反対して近々その仲間入りをするらしい。法律事務所のBoies Schiller & Flexnerに勤める弁護士のGant氏は、すべての著作者をひとまとめに扱うために集団訴訟という訴訟形態が利用されていることを懸念する著作者の1人として、独自に行動しようとしていると語る。 2005年、出版社と著作者を代表する複数の団体が書籍デジタル化プロジェクトをめぐってGoogleに対
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【デンバー(米コロラド州)=佐々木良寿】米インターネット検索大手グーグル社の書籍データベース化を巡る問題で、ニューヨーク連邦地裁は28日、同社と米作家組合、全米出版社協会の間で成立した和解に対する除外申請期限を4か月延長して9月4日とすることを決定した。 当初の予定では5月5日が期限だった。 決定は、グーグル社と米作家組合、出版社協会側が提出した除外通告期限延長申請を受けたもの。和解発効には連邦地裁の承認が必要で、今回の決定により承認判断も10月にずれ込むことになった。 和解は、米国の図書館などから提供された蔵書をデータベース化する計画を進めていたグーグル社と、これを「著作権の侵害」として集団訴訟を起こした米作家組合、全米出版社協会との間で昨年10月に成立した。著作権に関する国際条約「ベルヌ条約」の規定で、和解拒否の通告をしなければ、国外の著作権者も和解に参加したとみなされる。
Google Book Searchの和解に参加するか離脱するかの意思表明の期日が5月5日に迫っています。日本は連休中なので、現時点で多くの著作権管理団体から意見が出ています。 ところで、私はいうとGoogleのデータベースに著作・訳書が載っていますので当事者の一人となっているわけですが、和解から離脱はしません。個別の書籍の指定については、翻訳書は現時点ではどうしてよいのかわからないのでほっぽらかし、また、MIT在学中に書いた論文がMIT Pressから出版された論文集に収録されているのですが、契約書がない(そもそも契約書にサインしたかどうかも覚えていない)ので自分がどういう権利があるのかもわからずこれまたほっぽらかしです。まあ、個別の書籍のオプトアウトの〆切りは2010年の1月5日なのでそれまでにゆっくり考えることにします。 以下に代表的な著作権管理団体の見解についてまとめてみます。 1
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