資料被災のうち最も多く身近で厄介な水濡れ。そのような水に濡れてしまった資料の比較的簡便で安全な乾燥方法を紹介します。
文豪夏目漱石(1867~1916年)が晩年を過ごした「漱石山房」の一部再現を含む「漱石山房記念館(仮称)」の開館を目指す東京都新宿区の職員が、仙台市青葉区の東北大付属図書館を訪れた。同図書館が所蔵する「漱石文庫」の蔵書の調査、撮影が目的。写真を基に書棚の一部を再現する。太平洋戦争中に仙台に「疎開」して戦火を免れ、まとまった形で大切に保管されてきた本が生かされる。 新宿区によると、漱石は07~16年、同区早稲田南町にあった山房で暮らした。山房は45年に空襲で焼失したが、蔵書は前年までに、付属図書館長で漱石のまな弟子だったドイツ文学者小宮豊隆の尽力で同図書館に寄贈された。蔵書3000冊、手帳などの資料700点が保管されている。 記念館は、山房跡に立つ区営住宅跡地に2017年2月に開館する予定。山房の書斎(約10畳)と客間(同)、ベランダ式回廊を再現するほか、展示室などを設ける。 書斎には
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