インフルエンザの合併症の一つで死亡することもあるインフルエンザ脳症について、脳の血管にタンパク質がたまり発症することが分かったと、大阪大などのチームが13日までに英科学誌に発表した。タンパク質の蓄積を防ぐと発症を抑えられることも判明、抜本的な治療法の確立につながると期待される。国立感染症研究所によると、インフルエンザ脳症は意識障害やけいれん、異常行動などを引き起こす。9歳以下が6〜7割を占め、
科学者たちは、新型コロナウイルスの遺伝子変異をリアルタイムで追跡している。遺伝情報から、ウイルスの進化の様子や、各国に複数の経路で侵入している事実が明らかになってきた。 by Antonio Regalado2020.03.06 3162 1559 160 15 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)がこれまでにない規模で世界的に広がる中、ウイルスの遺伝物質から、感染経路だけでなく、世界での広がり方や封じ込めに失敗した状況が、最終的に分かるかもしれない。 科学界では、ウイルスの感染拡大に伴う遺伝子変異を追跡することで、ほぼリアルタイムで系統樹が作成されている。この系統樹は、感染が国から国へ飛び火する様子を特定するのに役立つという。 ブラジルの科学者たちは、2月下旬に国内初の新型コロナウイルスの感染例を確認した際、すぐにウイルスの遺伝子配列を解読した。そして、すでにオンライン上で公表され
がんの長年の謎である核小体の肥大化が、がんで増大するGTPエネルギー産生により起こることを発見 がんで増大するGTPエネルギー産生の仕組みを解明 GTPエネルギー産生遮断によるがんの新たな治療への応用に期待 細胞にはDNAを包む核があり、その中に核小体と呼ばれる小さな目があります。悪性度の高いがんでは、核小体は「鬼の目」のように恐ろしいほど大きくなることが分かっています。肥大化した核小体は、約120年前に、がんに起こる変化として発見され、がんの診断や悪性度の指標として利用されています。 今回、シンシナティ大学・広島大学・慶應義塾大学を核とした国際研究チームは、いくつもの先端技術を結集し、がんで著しく増大するGTP(グアノシン3リン酸)エネルギーが核小体肥大を引き起こすことを明らかにしました。また、がん細胞が依存するGTPエネルギーが遮断すると、がんを抑制することもマウスを用いた実験で
カプセルやタブレットなどのさまざまな薬剤(2017年3月23日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / LOIC VENANCE 【2月5日 AFP】腸内細菌は人の精神的な健康に影響を及ぼす可能性があり、うつ病に関連すると考えられるとの研究論文が4日、英科学誌ネイチャー・マイクロバイオロジー(Nature Microbiology)に発表された。この種のものとしては過去最大規模となる調査に基づく結果だという。 【関連記事】抗うつ剤、長期使用で認知症リスク増の可能性 英研究 世界保健機関(WHO)によると、うつ病は推定患者数が3億人に上り、患者の心身の健康状態と関連があることが知られている。 今回の研究を行ったベルギーの科学者チームは、多種多様な腸内細菌が脳に有意な影響を及ぼす化学物質を生成する可能性があると考えている。腸内細菌の中には、心の健康とプラスまたはマイナスに関連する数種類の
We’re Losing the War Against Bacteria, Here's Why | NYT - YouTube 昨晩、The New York Timesのチャンネルで公開されたヴィデオ。抗生物質耐性を持った細菌の問題をきれいに整理された形でまとめてくれている。ざっと見た感じでは、話題そのものには目新しさは乏しいみたい。たぶん、"Drug-Resistant Fungal Infection Spreading Across Tri-State Hospitals - CBS New York、YouTube"みたいな話もあってのこと、改めて事情を振り返っておこうということなんだろう。何にしても、わかりやすく印象にも残るような構成になっていて、改めて自分の持っている知識を点検し、引き出しやすくしておくのに便利なものに仕上がっているように思う。というわけで、φ(..)メモ
Breakthrough In Genetic Engineering - CBS New York、YouTube Embyro Editing Breakthrough: First step towards designer babies? - FRANCE 24 English、YouTube 冒頭のヴィデオは英語字幕が一応利用できる*1。再生画面下のCCボタンをクリックされたし。 日本語では「ゲノム編集でヒト受精卵を修復、米初、将来性は?」(ナショナルジオグラフィック日本版サイト)あたりもとりあえず。 このほど、米国の研究チームが初めてヒト受精卵の遺伝子編集を行った。8月2日に科学誌「ネイチャー」に発表された論文によると、研究チームは「CRISPR-Cas9(クリスパー・キャスナイン)」という「遺伝子のはさみ」を使って、58個中42個の受精卵から、肥大型心筋症という遺伝性の心臓病
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