電卓の配列はキャッシュレジスタの配列に由来するため、数字を打ちやすいように頻度の高い「0」を手前に置き、「0」に近い数字を手前から順に配列してある。一方電話は、ダイヤル式だったとき、指のムダな動きがなくダイヤルしやすいように「1」から順に番号を並べて配列したのが始まりである。プッシュボタン式電話が登場したとき様々な配列が考えられたが、実験の結果、電卓式の配列は使い勝手が悪かったため採用されず、そのままダイヤル式当時の配列が用いられている。電卓はISO(国際標準化機構)、電話はITU-T(国際電気電信連合の電気通信標準化部門)という別の標準化機構の管理下にあり、統一はされていない。 NDC 技術史.工学史 (502 9版) 通信工学.電気通信 (547 9版) 情報工学 (548 9版) 参考資料 電卓と電話のボタンの並びはどうして違うの?(カシオ電卓アドベンチャーアイランド) http:/
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