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小説と書評に関するNettouochiのブックマーク (4)

  • [感想]テッド・チャン「あなたの人生の物語」その4(完)

    地獄とは神の不在なりまーた欧米のカミサマ論かと思ったけど、具体的に記述されてて事前知識とかなくてもするする読めた 登場人物も少なくてわかりやすくてよかった 解説見たらテッド・チャンは宗教的背景もってないらしい だからこういう噛み砕いた書き方ができたんだな これしかり他の話しかり、作中のトンデモを当然のものとして説明するのがうまいなあ 最後どうオチをつけてくるかと思ってたけど、なるほど、と思った 面白さはそこそこだけどちょっとひっぱりすぎた感もあって、長すぎる気もした。 顔の美醜について --- ドキュメンタリー一応一番気になってた話 何度もホッテントリで見かけてたから 相貌失認っていう人の顔が覚えられない障害あるけど、美醜失認っていう美醜がわからなくなる・気にしなくなるように脳をいじる技術が当たり前に存在する世界での、いろんな立場の人や社会の動きを、ドキュメンタリー風にパッチワークしたもの

    [感想]テッド・チャン「あなたの人生の物語」その4(完)
    Nettouochi
    Nettouochi 2017/08/05
    京都の彼に「顔の美醜について --- ドキュメンタリー」読んで感想書いてもらいたい
  • [感想]小野不由美「華胥の夢(十二国記)」

    短編集 やっぱり短編だと面白かった 長編疲れしてたんだろうなー でも次タイのギョウソウ関連の話でたら多分また長編だろうし・・・ まあそれは久しぶりの長編だからいっか 冬栄タイキが漣におつかいに出される おつかい先の漣で、王を選んだら自分の役割おしまいなんじゃ・・・と思ってた不安を払拭する話 それとレンリンとレンオウの話 やっぱりレンリンのおねーさんキャラ頑張れ頑張れキャラ感すごい ますます好きになった こんな王様だったらそりゃレンリンも迷宮の岸でああ言うわなあという レンリンとレンオウの関係もすごく好き レンの王宮で働きたいなあ 乗月風の万里を別の人物(簒奪者ゲッケイ)視点から どういう心情だったか、どうそれを乗り越えるかを丁寧に描く 短編でちょうどよい展開と濃さで読んでて心地よかった 書簡陽子と楽俊の手紙のやりとり お互いに思うところはあるけどがんばってます的な 威張らない楽俊の痛快して

    [感想]小野不由美「華胥の夢(十二国記)」
  • [読んだ]

    海を見る人を読んだ。世界のありようを計算で提示可能なハードSFは自分にはちょっと難しかった。技術面からアプローチした作品ならまだ想像しやすいんだけど。 そんなわけだから、時計の中のレンズはよくわかんなかった。天獄と地国に隠されたオチも解説読むまで考えもしなかった。 解説読んでからもほーんって感じで、いままでやったことのない読書スタイルだったから新鮮だった。文章を読み、ストーリーを追うだけじゃなく、考証することも読書の楽しみなんだと思う。 一方で、独裁者の掟とキャッシュは叙述トリックがあったり探偵が出てきたりと、短編ミステリとして親しみやすく面白かった。 時計の中のレンズは世界観の構築が一番の優先事項な上に複雑で、なおかつ微妙な結末を迎えたもんだから、上記二編は素直に良い進められた。 内容に関して言えば、表題作の海を見る人と門も良かった。特に海を見る人は間幕のやりとりを読むと味わい深くなる。

    [読んだ]
  • [感想]秋山瑞人「EGコンバット」2巻

    1巻はただのプロローグだった ぶっちゃけ新シリーズの場合って1巻でそれなりにまとまって終わるから2巻は必然的に失速するのが普通だと思うけど、こいつあ違う 1巻の面白さの天井を突き抜けて屋上まで飛び出ちゃう感じ なかなかないよここまでのもんは ふとマブラヴオルタのラストの突入でみんなが死んでくとこがダブった 閉鎖空間ってのも似てるし あ、別にパクリだとかなんとか言うつもりはないけど あと今回1巻から久しぶりに読むにあたって、アマルスのビジュアルを勘違いしてたことに初めて気づいた なんとなくぱにぽにの先生みたいなロリイメージだったんだよなー 全然ちゃうかった むしろ真逆 閑話休題 あえて苦言を呈するなら、最後の最後がちょっと急ぎ足で尺足らずに感じられたくらいかなあ エピローグが薄かった 帰ってきたあとの5人+一人の絡みももっと見たかった カデナはほんといい子 2巻こんなに面白かったかーと改めて

    [感想]秋山瑞人「EGコンバット」2巻
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