まあまあ中堅どころくらいの勤続年数の巫女が、30歳くらい年上の禰宜のヤッケに雪玉をぶつけているのを見る。 双方笑顔。 何と言うか、 ほほえましい、と表現すべき場面なのだろうが、 別に、これくらいの年の差とか、老年男性と若い女性というのもよく映像媒体なんかでは取り上げられる使い古されたモチーフではあるのだが、 実際に知人達が演じる現実の風景として見ると、見事なまでに、 「こんなにも嘔吐感を覚えるものなのだなあ」と実感した。 気持ち悪い。 ていうか、純粋に気持ち悪い。 雪玉をぶつけられたのがもし自分だったら、笑顔の前にまず吐瀉物があふれ出るであろう。