日本の京都大学の入試で起きた、驚きのカンニング事件は、韓国でも大きな話題になった。カンニングはもちろん良いことではない。その一方で、「学費が安い京都大学に合格して母を安心させたかったという予備校生の言葉は、他人事とは思えない」という反応もかなりあった。韓国でも、行きたい大学ではなく、学費の安い大学に進学するしかない高校生や予備校生がいっぱいいるからだ。 韓国では学費の負担、就職難、生活苦から希望をなくして自殺する大学生が増えている。物価高騰で家計が苦しく親からの援助は見込めない。 → 大学に入るまでの教育費だけでなく大学の学費も高すぎる → 就職のためにはアメリカで語学研修もしないといけないし、TOEICを受ける費用だってバカにならない → 大学の学費と就職のための教育費(TOEIC受験のための英語塾など)を稼ぐため毎日アルバイトしなければならない → 親元を離れて大学生活をする学生は家賃
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