シェアハウス投資で賃料不払いが相次ぐ問題で、オーナーが銀行で融資を受ける際の源泉徴収票のコピーが改ざんされた例などがあることがわかった。預金額の改ざんはすでに確認されている。預金に加え、年収も多く見せて、多額の融資を引き出しやすくしたとみられる。 シェアハウス投資は、不動産業者らが長期の賃料保証と引き換えに、シェアハウスを割高な価格で販売。会社員らがオーナーになったが、賃料不払いのトラブルが続出している。多くが地方銀行のスルガ銀行(静岡県沼津市)から1棟で1億円超の融資を受けた。 朝日新聞の取材では、通帳コピーの改ざんによる預金水増しに加え、源泉徴収票のコピーなどの改ざんで年収も水増しした例もあることが、オーナーの証言や書類などでわかった。 あるオーナーの30代男性は最近、融資審査で使われた資料を入手したところ、源泉徴収票と給与明細の写しが改ざんされていたことが初めてわかったという。実際に
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