今回は「熊本県の郷土玩具 縁起物」をご紹介。 バナー↓をポチポチッとお願いします 「木の葉猿」は熊本県玉名市玉東町の木葉山山麓で作られている素焼きの土人形。 歴史は古く、約1300年前の奈良時代初期に起源を持つとされている。 養老年間(717年~724年) 木葉の里に住んでいた都の落人が夢枕に立った老翁のお告げにより、奈良の春日大明神を祀り、木葉山の赤土で祭器を作った。 残った粘土を捨てたところ、それが猿に化けたという伝説がある。 この猿は「木葉の土で猿を作れば幸いあらん」と言い残し姿を消した。 この伝説に基づき木の葉猿は悪病や災難除け、夫婦和合、子孫繁栄の守り神として信仰されるようになったそうだ。 木の葉猿は粘土を手捻りで作られ素焼きで焼き上げるため、一つとして同じものがなくユーモラスな表情が特徴的。 こちらの「原始猿」は彩色が施されていない素朴な木の葉猿。 左肩まで伸びた巨大ものを大事