スペイン領事館に掲げられるスペイン国旗と欧州連合(EU)旗。イスラエルに併合された東エルサレムのシェイク・ジャラ地区で(2024年5月22日撮影)。(c)AHMAD GHARABLI / AFP 【5月27日 AFP】イスラエルは27日、在エルサレムのスペイン領事館に対し、6月1日からパレスチナ人向けの領事業務を停止するよう通告したと発表した。スペインがパレスチナ自治区を国家として正式に承認すると表明したことに対する「懲罰的」措置だとしている。 イスラエル外務省は声明で、エルサレムのスペイン領事館は「エルサレムの領事管轄区域の住民にのみ領事業務を提供する権限が付与されており、パレスチナ自治区の住民に対する業務の提供や外交活動の権限はない」と主張している。またこの措置は6月1日から適用されると述べた。 イスラエル・カッツ(Israel Katz)外相は別途声明で「スペイン政府によるパレスチナ