去る12月5日以前から告知していた、ゆくい堂とR不動産による企画、“職人会議”が開催されました。 突然の告知だったにも関わらず、木工、鉄工、家具など、さまざまな職種の職人さんを中心に、工務店やデザイナー、不動産関係まで幅広い分野の方々にお集まりいただき、盛況の内に終えることができました。 今回の“職人会議”を開催するにあたって、僕らが考えていたことは大きく2つ。 ・新しい感性、デザインセンスを持った職人、工務店が関わることによってできる、空間作りの手法や仕組みというものがあるのではないか。 ・会場となった倉庫は、そのような新しい空間作りの試みを実践し、発信していくための場となりうるのではないか。 こうした新しい空間作りの手法や場ができれば、作る側にとっても、そしていい空間を求めるお客さんにとっても、お互いハッピーなことになるのでは、という仮説からこの企画がはじまったわけです。 そして今回、
About 南の島のプログラマ。 たまに役者。 Practical Schemeの主。 WiLiKi:Shiro 最近のエントリ 無限cxr高校受験Defense振り返ってみると2019年は色々学んで楽...覚えるより忘れる方が難しい(こともある)眼鏡のつると3DプリンタIris Klein Acting ClassSAG-AFTRA conservatory: Voice Acting創作活動って自分を晒け出さねばならないと...ループを使わずに1から100までMore... 最近のコメント shiro on 歳を取ると時間が速く過ぎるのは、新しいことに挑戦しないから? (2023/03/14)1357 on 歳を取ると時間が速く過ぎるのは、新しいことに挑戦しないから? (2023/03/01)ベアトリーチェ on ハイポハイポハイポのシューリンガン (2022/04/02)ベアトリーチ
社会システム理論に依拠した本を書評していてあらためて感じたのは、社会システム理論好きの人々は、あらゆる社会現象を一つの枠組みで捉えたいという野望にとり憑かれた人たちだということだ。例えば、合理的選択理論は非合理な行為を説明できない。デュルケム理論は、ある種の反社会的行為を説明できない。しかし、システム理論ならば、どちらも説明できる。というわけだ。ミクロからマクロまで一貫した図式で説明できる。 ただ、彼らのいう説明は説明ではない。ただの記述である。日常言語で記述されたものをシステム理論のジャーゴンで言い換えているに過ぎない。社会システム理論は、これまでほとんど反証可能な理論を生み出さなかった(とはいえ、パーソンズの議論の一部は反証可能だったし、生産的な議論を生み出した。結果的にはパーソンズが考えるほど近代社会は一様でないことがわかったのだが)。こういった批判はこれまでも繰り返し述べられてきた
「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ (文春新書) この商品の他のレビューをみる» 評価: 谷岡 一郎 文藝春秋 ¥ 725 (2000-06) 授業の準備で読んだ本。かねがねマスコミなどで紹介される調査データやジャーナリストのデータ解釈には、デタラメなものがあることに心を痛めていたので、この本が出版されたときは、いい本が出版されてよかったと思ったものだが、どうせ知っていることしか書いてないだろうと思い、読んでいなかった。今年は調査の報告書を読めるようにするという趣旨の授業を担当することになったので、読んでみたのだが、期待が高すぎたせいか、あまりいい本だとは思わなかった。読んでてイヤーな気分になるのである。確かに著者の主張は基本的には正しいと思うのだが、「この調査もゴミ!! あの調査もゴミ!! ゴミ! ゴミ!! ゴミ!!! 」といった人の調査の批判が延々と続くのである。これを読
今回は下記の論文について。 林真人,2006,「若年野宿者の形成と現存」『社会学評論』57(3): 493-509. 3人の若年野宿者(男性)の生活史の紹介が主な内容。いずれも家族や友人との関係がなくなり、最終的には半ば "自発的に" 野宿生活に入るというお話。一般に野宿生活者は、高齢になって日雇いや飯場などで働けなくなり、野宿生活に入るというのが典型的なパターンだが、若年の場合は、がんばれば働けなくはないのだが、人間関係をうまく処理できないなどの理由で、継続的な就労をあきらめているケースが相対的に多いことが示唆されている。このように、「仕事がない」のではなく「自分自身の内面的要因」が原因として本人たちによって語られることから、「下層の再編成を通じて新たな個人化のモード(再埋め込みなき脱埋め込みが出現し」ていると著者は主張している。 若年野宿者が増えているという噂は聞いていたので、どんな感
占い師のアルバイトしてるけど質問ある?
以下はとある一占い師の個人的な考え方です。違う考え方の方もおられるのでご了承下さい。 占い師に何かを相談する時。何であれ「結論」を代わりに出してもらおうとすると依存や不安を生んでおかしくなってしまう。「悪いこと言われたら怖い」という心理はそれに該当する。その不安は、「(運命で)結論が予め決まっている」「運命が全てを支配している・人間に自由は無い」という無意識の思い込みによって作られる。結論が運命で予め決まってると、占いの役割である「良くあるための助言」が成立し得ないので、占いという分野が生まれなかっただろう。犯罪者は自分の罪を「運命のせい」に出来る。 「結論」にこだわる質問は、潜在的に「望む結論」が予め決まっている場合がある。特定の結論にこだわっている場合、視野が狭まって可能性を制限してしまったり、(救いはあるのに)望む結論以外の可能性を示されただけで落ち込んでしまったり、無意識に望む結
その名もマンガ・タロット! もうパッケージからしてアレな感じですが、中身も… http://www.aeclectic.net/tarot/cards/manga-lin/ 「りぼん」か「なかよし」の付録でしょうか? http://www.aeclectic.net/tarot/cards/manga-minetti/ 何が春夏秋冬なのかさっぱりわかりません。 甲冑を着て座禅を組む人くらい理解に苦しみます。 マジック・マンガ・タロット http://www.aeclectic.net/tarot/cards/magic-manga/ えぇ!もういろんな意味でマジックです! 「ゼロサム」か「Gファンタジー」の付録でしょうか? 前回も思ったんですが、こういうのはツッコミを入れたら負けなんでしょうか…?
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昨日と一昨日は、法政大学で日本社会学会大会が行われていた。私が聞いた報告の中でおもしろかったものを紹介しよう。 阿部真大、「バイク便ライダーの職場におけるルールの形成」 である。この報告の前提になっているのが、 阿部真大, 2005, 「バイク便ライダーのエスノグラフィ」『ソシオロゴス』29: 215-231. である。まず驚いたのが、バイク便ライダーは、法的にはバイク便会社の従業員ではなく、仕事を請け負っているという事実である。従業員ではないので、事故にあっても労災はおりないし、バイクが故障しても、修理は自己負担のはずだ。しかも、バイク便ライダーの場合、事故に遭う確率が高いし、部品の磨耗や事故のせいで修理のコストもバカにならないはずである。しかし阿部によれば、当のバイク便ライダーの多くは、自らの仕事を趣味の延長線上に位置づけており、ほとんど搾取されているという自覚がなさそうなのである。も
今年の調査実習(学部)の準備で読んだ論文。 伊藤嘉奈子, 2008, 「フリーターとニートのイメージに関する一考察」『鎌倉女子大学紀要』15: 43-50. 「千葉県の国立大学と神奈川県の私立女子大学の1〜4年生の学生278名(男性197名、女性81名)。所属学部は、工学部、理学部、法学部、文学部、教育学部、園芸学部、医学部、看護学部、児童学部であった」(p.45)そうである。 谷岡 一郎先生ならば、ゴミ調査と切って捨てるのだろうか? 著者は、フリーターとニートに関するイメージをそれぞれ別々に自由記述(複数回答)で得て、それをアフターコードしている。二人のコーダーで「一致度90%をカテゴリー化した」そうだが、何をやっているのかいまいちよくわからない。その結果、30人が未記入であったが、残りの248名(89%)からは、有効回答を得ている。結果として、フリーターよりもニートのほうがイメージが悪
ユリイカ 2006年2月号 特集 ニート 新しい文学はここから始まる この商品の他のレビューをみる» 評価: --- 青土社 ¥ 1,300 (2006-02) 文学系の議論をフォローする一環で表題のユリイカの特集を読んでみた。最初に拾い読みした記事がたまたまひどかったので、「『現代思想』のフリーター特集もひどい記事が多かったし、やっぱり青土社の出す大衆インテリ雑誌は役に立たないか?」と一度はかなり損した気分になったが、他の記事を読んでいくと、ふつーにまともな記事もあり、私の青土社に対する偏見は緩和された。雑誌の記事が玉石混淆なのは仕方ないので、ひどい記事をあげつらって雑誌を批判しても仕方がない。 特におもしろかったのは、千野帽子の「生活? そんなものはF1層に任せておけ。 文藝ガーリッシュ・無職の花園」である。異様によく勉強していて学ぶことが多いし、感覚的に共感できる。ニートの先祖を18
■家庭菜園は楽しい ■庭の菜園は便利 ■庭の菜園野菜 ■プランタ栽培 ■プランタの設置 ■プランタに植え付け ■プランタ栽培できる野菜 ■畑での栽培 ■野菜の栽培記録 ■家庭菜園に適した野菜 ■サラダ菜園 ■家庭菜園は密集栽培で ■畑の土づくり ■園芸肥料について ■土壌改良材 ■園芸の資材 ■野菜栽培の基礎1 ■野菜栽培の基礎2 ■水やり ■マルチの利用 ■寒冷紗の利用 ■トンネルの利用 ■連作について ■害虫対策 ■鳥の被害対策 ■野菜の病気対策 ■園芸資材の節約 ■生ゴミ堆肥を作ろう ■野菜の収穫 ■野菜の保存 ■年間栽培ごよみ ■無農薬野菜の栽培 ■有機栽培 ■除草剤について ■室内栽培
フィールドワークの技法―問いを育てる、仮説をきたえる この商品の他のレビューをみる» 評価: 佐藤 郁哉 新曜社 ¥ 3,045 (2002-02) 授業の準備で読んでみた本。おそらくフィールドワークの経験者、あるいはまさにフィールドワークにとりかかろうとしている人にとっては学ぶところの多い本ではないだろうか。私のような安楽椅子型の研究者が読んでも得るところはあまりないような気はするが、フィールドノートのとり方や聞き取りについては、なるほどと思わされるところが多くおもしろく読めた。この本だったか、前著だったか忘れたが、佐藤氏のフィールドワークのテキストに関する書評を読んだことがあるのだが、その内容がとても印象的であった。その書評者によれば、佐藤氏のフィールドワーク本はよくできているが、フィールドワークとはそのようなハウツー化を受け付けないようなものであり、あるとき「雷に打たれたような」ひら
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