著者は繊維製品卸の会社を人員整理され、再就職先を探しながら 半年間、ファミリーレストランで深夜、アルバイトしていた所を 5年間、会っていなかった先輩から声を掛けられ、それを切っ掛けに 店を経営しようと決心するのだが、最終的に諸々の経費を含めると 開業資金に1200万円掛かっている。 先ずは不動産屋へ行き、空いている物件が本当に借りられるかどうかを 確認し、料亭組合へ行って店を開ける事を報告して組合長と面接。 この面接で著者が組合長から「過去に犯罪歴は有りませんよね?」と 聞かれる場面が有り、そのような事まで聞かれるのかと意外に思いました。 前科が有ると5年間は店を営業出来ない決まりになっている。 営業申請は警察署へ届けるのだが、その前に行政書士事務所に行って 各種申請に必要な書類作成をして貰う。正式に申請の提出をした後、 書類に間違いが無いか、店の内部をチェック、保健所が来て衛生面をチェッ