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ブックマーク / hodge02.hatenablog.com (2)

  • セクシュアリティと空間 - HODGE'S PARROT

    五十嵐太郎の『建築はいかに社会と回路をつなぐのか』でセクシュアリティ関連の著作への言及がなされていた。その多くが邦訳のないものであり、個人的にも「建築」という非常に興味のあるテーマなのでそこからメモしておきたい。 建築はいかに社会と回路をつなぐのか 作者: 五十嵐太郎出版社/メーカー: 彩流社発売日: 2010/01/20メディア: 単行 クリック: 14回この商品を含むブログ (9件) を見る 建築のジェンダー論といえば、かつてはドリス式の柱を男性の身体、イオニア式の柱は女性の身体にもとづく──というような古典主義に関するものしかなかった。しかし、五十嵐によれば、1990年代以降、他分野の影響を受けた新しい地平を切り開く言説が飛躍的に増えたという。 1989年にスミソニアン協会から刊行された『建築、女性のための場所』には、デニズ・スコット・ブラウン*1の興味深い文章「女性建築家は頂上に

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  • 未来の男性〜エレーヌ・シクスーのジュイサンス - HODGE'S PARROT

    パリ第8大学ヴァンセンヌ校に「女性学センター」を立ち上げた、エレーヌ・シクスー(Hélène Cixous、1937年アルジェリア生まれ)の著書『メデューサの笑い』の「新しく生まれた女」と題されたエッセーに、同性愛に関する興味深い記述があったので引用しておきたい。 シクスーはフランスのフェミニスト*1で、「エクリチュール・フェミニン」(女性的エクリチュール écriture féminine*2)の提唱者。英文学専攻で、ヘンリー・ジェイムズに関する論文「ヘンリー・ジェイムズ、投資としてのエクリチュールあるいは、利息の両義性について」も邦訳されている(筑摩世界文学大系49『ジェイムズ』所収)。また、小説、詩、戯曲など創作の分野でも実に多彩で旺盛な活動をしている。 邦訳は他に『狼の愛』(紀伊国屋書店、asin:4314007044)、『ドラの肖像』(新水社、asin:4883850226)があ

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