全3回にわたって、エンジニアに人気の3社で技術部門の採用を担当する3人に、採用したいエンジニアとそうでないエンジニアの「境界線」について語ってもらった。 経産省が以前発表した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によると、労働人口の減少とIT需要の拡大などが原因で、2030年には最大で約79万人ものIT人材が不足するといわれている。現役エンジニアにとっては、当面売り手市場を謳歌できそうだが、誰にでもチャンスが開かれているかというと、どうやらそうでもなさそうだ。 そこで、今回から3回にわたって、エンジニアに人気の3社で技術部門の採用を担当する3人に、採用したいエンジニアとそうでないエンジニアの「境界線」について語ってもらった。第1回目となる今回は、現在3社で採用ニーズが高まっているエンジニアの特徴と、優秀なエンジニアを獲得するために見直している人事評価制度について話を聞いた。 (写