吹奏楽の作曲・指揮の第一人者であるアルフレッド・リードが、9月17日、臓器不全のため米国フロリダ州で死去しました。84歳でした。 「春の猟犬」「アルメニアン・ダンス」「ハムレット」など、吹奏楽経験者にはお馴染みの曲を作った大御所。現代の吹奏楽界の中では傑出した存在で、作曲、指揮、演奏、指導法等、いずれの分野においてもシーンに多大な影響を与えてきました。晩年は後進の育成に情熱を傾け、教鞭に立つかたわら、世界各国を訪問。たびたび来日し、中高校生や大学生、市民バンドを積極的に指導していました。 “博士”の愛称で親しまれ、生涯現役で吹奏楽界を支えてきた巨匠の訃報は誠に残念でなりません。心からご冥福をお祈りいたします。
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