下田が経営するアパレルブランド「10YC」は、「10 Years Clothing」の略称だ。コンセプトである「10年後も着たいと思える洋服」が由来となっている。 代表作は、シンプルで毎日着ても飽きがこないクルーネックTシャツ。一見、何の変哲もないアイテムに見えるが、とにかく素材と仕立てが上質なのが特徴だ。繊維に空気を入れて編み込むことで、耐久性がありながら着心地がよく、長年着てもへたらない品質を実現している。 品質を担保するため、製造を行う国内の工場と直接取引を行い、小売店を介さずオンラインストアで販売する形式を取っている点も特徴的だ。 10年着用したくなるための工夫は、品質の担保に留まらない。着ているうちに汚れがついたり飽きてしまったTシャツを有料で染め直したり、異なる色に染めたりする「IROHEN(イロヘン)」というサービスも提供している。 服のサイズが変わった場合は、下取りサービス