静岡県議会最大会派の自民改革会議が12月定例会で県の計画する事業の見直しを求めたことに対し、川勝知事は自民を「ごろつき」「やくざ」などと評し、批判が高まっている。 自民は、県がJR東静岡駅南口の県有地に整備する「文化力の拠点」について、巨額の費用がかかることなどを問題視している。複数の関係者によると、川勝知事は19日、公明、共産両党が来年度の予算について申し入れた際、自民を念頭に「ごろつき」などと述べ、「(計画に)反対する人に県議の資格はない」などと非難したという。 自民は翌20日、閉会後の議員総会で川勝知事に説明を求め、川勝知事は「議会を軽視したことはない」と述べた。県議から発言の有無を問われると「良識の府を預かっている方に対し、ここで言うのもはばかられる。あえて言うことはない」とうやむやにした。 24日の記者会見では、計画見直しを求められた原因を「当局側の説明不足」とし、発言の撤回や自